日本遺産を駆け上がれ!「第32回大山登山マラソン」

標高差650m、9kmをただひたすらに上るワンウェイコースが人気で、全国各地からランナーが殺到する大会が大山登山マラソンです。いつものマラソン大会とは違い、頑張れば頑張るほど自分を追い込むことになり、ゴール手前でオールアウトしてしまうランナーもいます。

それでも「また出たい」とリピーターが多い大会でもあります。ここではそんな大山登山マラソンの魅力について紹介します。

目次

大山登山マラソンの特徴

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大山登山マラソンは伊勢原駅バスロータリーから大山の阿夫利神社下社までの9kmを走って駆け上がる日本でも珍しい、上りだけのワンウェイレースです。なぜ下りがないのか。それは・・・

危険だからです。

ゴール手前の階段エリアは走って降りたら確実にケガ人が出るくらいの急勾配で、安全に行うには上りをゴールにするしかありません。大山登山マラソンはそんな坂道を駆け上がっていきます。

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もっとも本当の急勾配はラストのみ。緩やかな上り坂から始まり、徐々に勾配が上がっていきます。タイム重視のランナーは前半勝負になります。山に入ると大渋滞ですので、簡単に抜いていくことはできませんので、実質ロードが勝負どころ。

ところがロードで頑張りすぎて、1610段の階段で足が一歩も動かなくなるランナーもいます。特に若手の後方のランナーは手すりにしがみつきながらゴールを目指すことになります。

血を吐きそうになりながら、どこまで自分の限界を引き出せるか。大山登山マラソンは己との戦いを楽しむことができる大会です。

大山登山マラソンの楽しみ方

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コースのおそろしいことばかり書きましたが、大山登山マラソンの魅力はそんな厳しさばかりではありません。伊勢原市長をはじめ、運営者が盛り上げてくれる開会式や沿道の声援。ゴール地点でのおもてなし。

それらすべてが混ざりあって、お祭り気分で走ることができます。特に開会式は必見です。オリンピック出場経験のある5人もの女性ゲストランナーが揃うのは、大山登山マラソンくらいではないでしょうか。

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そして駅前とメイン会場はちょっとしたお祭り状態で、買い食いとお酒を楽しむことができます。仲間と一緒に参加してそのまま打ち上げするのもおすすめです。もちろん個人での参加でも楽しむことができますよ。

大会が終わってすぐに帰るのではなくて、お祭り気分を味わいながら、終わっていくマラソンシーズンを振り返ってみてはいかがでしょう。

ちなみに大山は日本遺産に登録され、阿夫利神社下社からの景色はミシュランの2つ星に認定されています。阿夫利神社下社から大山山頂まではちょっと時間がかかります(走って往復1時間程度)ので、健脚ランナーでない限り、マラソン後に登らないほうがよいかと思います。

過去大会のレポート

RUNNING STREET 365
2116日本一早いマラソンレポート「第31回大山登山マラソン」

びあふっと
心臓破れるかと思った。第31回大山登山マラソンに出てきました

てきとーに走ったりする日記
第31回大山登山マラソンを走ってきました。(Part1)
第31回大山登山マラソンを走ってきました。(Part2)

大山登山マラソンアクセス&宿泊

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大山登山マラソンの受付は当日です。受付会場の伊勢原小学校へは小田急小田原線伊勢原駅から徒歩3分です。会場に駐車場はありませんので、基本的には公共の交通機関を利用して、どうしても車を使う場合は駅前の駐車場を利用しましょう。

大山登山マラソンは遠方からの参加者も多いかと思います。伊勢原駅周辺のホテルが便利ですが、数が少ないですので確保できなかった場合は本厚木駅周辺のホテルを楽天トラベルなどで予約しましょう。

大会詳細情報

大会名:第32回大山登山マラソン
開催日:2017年3月12日(日)
開催場所:神奈川県伊勢原市
大会受付:当日7:20~各スタート1時間30分前まで

エントリー受付期間:2016年11月1日~2016年12月13日
エントリーサイト:RUNNET

9km

制限時間 2時間
参加費 5000円
定員 2000人

大山登山マラソン公式サイト:http://oyama-tozan-marathon.jp

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