走るのが苦手という人も、小さなころに山や川を走り回った記憶ないだろうか?
記録を狙ってストイックに向き合うのもランニングの一面だけど、それがすべてではない。走ることは楽しいことなのだと思い出させてくれる大会。それが「信州爆水RUN in 依田川」だ。
今年は20回記念大会ということで日本全国から多くのランナーが長野県上田市にある丸子総合グラウンドに集結した。
開催するたびに仮装ランナーが増え、この大会のマスコットキャラクター「ガッツRUN吉」にちなんだ河童の仮装ランナーが一番目立っている。他にも「とにかく大会を楽しみたい」ランナーが思い思いの姿で川へ飛び込んでいく。
種目ごとにコースが違い、すべて依田川とその河川敷を走る「鉄人コース」が約8km。川と山を走る「ずくだしてGO!コース」が約4km。内村川とその河川敷を走る「ファミリー・グループコース」が約3kmとなっている。
トップランナーはまるでロードを走っているようなスピードで河川敷を駆け抜け、制限時間いっぱい楽しむランナーは川の流れに身を任せ、体のあちこちを岩にぶつけながらゴールを目指す。
水量によって走りやすさがまったく違ってくるのだが、今年は水が少なめで、例年リタイアしている参加者も、余裕を持ってゴールすることができたようだ。
ゴールしたランナーたちは普通のマラソン大会を完走した達成感のある表情ではなく、夏休みの一日を遊び倒した子どものような笑顔になっている。その笑顔こそがこの大会の最大の魅力だろう。
大会名:第20回信州爆水RUN in 依田川
開催日:2015年8月2日
種目:鉄人コース、ずくだしてGO!コース、ファミリー・グループコース
大会公式サイト:http://bakusui-run.jpn.org
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コメント一覧 (1件)
[…] 仲間と富士登山をすることになり、裸足ランナーのプライドをかけて、ビブラムファイブフィンガーズで登るつもりが、1週間前の信州爆水RUN in 依田川でビブラムファイブフィンガーズが大破してしまいました。 […]