8,000円台の「Xiaomi Redmi Watch 2 Lite」がランニングウォッチとして使えるか試してみた!

GPSランニングウォッチが欲しいけど、入門モデルでも2万円以上、本格的なモデルになると4万円前後と手軽には購入できず、スマホアプリで代用しているというランナーの方もいますよね。でも最近のスマホは大きくて重たくて快適には走れません。

そこで注目したいのが中国メーカーのXiaomiから発売された「Xiaomi Redmi Watch 2 Lite」。価格はなんと8,000円台で、もちろんGPS内蔵。ただ気になるのはストレスなく使えるかどうかですよね。なので実際にランニングで使って感じたことをレビューします!

目次

Xiaomi Redmi Watch 2 Liteは格安なのにGPS内蔵

まずはXiaomi Redmi Watch 2 Liteについて簡単に紹介します。シャオミはすでにご存知かと思いますが、中国の人気メーカーのひとつです。スマホを作っている会社だと思っている人もいるかもしれませんが、実は家電メーカーでスマホ以外も様々なアイテムを作っています。

シャオミの人気が高いのは、デザインと価格にこだわっているからです。シャオミから出されるアイテムはすべてデザインにこだわりがあり、シンプルで美しいものだけがラインナップされています。それをずっと低価格で提供しているという点が多くのファンを惹きつけています。

スマホだけでなくスマートウォッチや活動量計も手掛けているシャオミですが、Xiaomi Redmi Watch 2 Liteははスマートウォッチと活動量計の中間に位置するアイテムです。以前初代モデル「Mi Watch Lite」をご紹介しましたが、その2代目で位置づけとしてはXiaomi Mi Watchの簡易版となっています。

アップルウォッチのように多機能ではなく、スポーツを楽しむ人をサポートする時計で、スマートウォッチとしては通知を受けるくらいしかできません。Xiaomi Redmi Watch 2 Liteはそれらの機能を引き継ぎながらも、小型軽量化を行うことでスタイリッシュで普段遣いしやすくなっています。

Xiaomi Redmi Watch 2 Liteでできることや機能を見ていきましょう。

  • GPS・GLONASS・Galileo・BeiDou搭載
  • 光学式心拍数センサー搭載
  • 血中酸素濃度測定
  • 睡眠管理・ストレス管理
  • 呼吸トレーニング
  • 女性の健康管理
  • 防水性能は5 ATM
  • 日本語対応
  • Stravaとの連携によりランニングデータを管理
  • ウォッチフェイスの変更
  • 100種類以上のフィットネスモード
  • 最大10日の長時間バッテリー駆動
  • スポーツモードで10時間駆動

この他に音楽コントロールや天気の表示、メッセージの通知、スマートフォンを探すなどを行えますが、サードパーティのアプリをインストールすることはできませんので、「これしかできない」アイテムになります。

GPSの精度はPolarのランニングウォッチと同等

Xiaomi Redmi Watch 2 Liteの機能はGarminやPolarなどのGPSランニングウォッチから、トレーニングサポート機能やコンディション確認機能を省いたものと考えるとわかりやすいかもしれません。そしてそれらの機能は多くのランナーは使いこなせていない機能ですよね。

だったら心拍測定やGPS測定の精度が高ければ、数万円もするような高額なランニングウォッチと同等の使い勝手で、ランニングウォッチとして問題なく使えるはずです。そこでここではGPSの精度がどれくらいなのか、1kmのコースでPolarの Vantage Mと比較してみました。

4分15秒/km想定5分30秒/km想定6分30秒/km想定
Xiaomi Redmi Watch 2 Lite距離:1.03km
心拍数:179
歩数:738
距離:1.02km
心拍数:156
歩数:959
距離:1.02km
心拍数:143
歩数:1115
Polar Vantage M距離:1.01km
心拍数:133
歩数:949

なぜかPolar Vantage Mでの履歴が消えてしまったのでPolar Vantage Mは1回しかデータがありませんが、Xiaomi Redmi Watch 2 Liteのほうがわずかながら距離が短く出る傾向にあるようです。ただ1kmの表示のある公園で1〜2%の誤差ですので、いずれも許容範囲内です。

この結果から考えるとXiaomi Redmi Watch 2 LiteのGPS測定精度は、かなり高くランニングウォッチと同等。まったくもって問題なく使えることがわかります。心拍数もPolar Vantage Mより高めの表示ですが、そもそも心拍数は目安程度のもので、ペースに合わせて変化しているのでこちらも問題ありません。

中級者以上にはおすすめしない2つの理由

GPSの精度は高くして、心拍数計測もしっかりしているのですが、実際に使ってみてわかったのは中級者レベル以上のランナーにはおすすめできないということ。その理由は2つ。

  • 常時表示じゃないから煩わしい
  • 欲しい情報が一覧で見られない

まずXiaomi Redmi Watch 2 Liteは常時表示ではないので、腕を動かして表示させるか、画面をタップして表示させるかしないと走行データを確認できません。これがけっこう煩わしい。歩いているときには手首を返すだけで表示されるのですが、走っているときはなぜか効かず。

ジョグのときは問題ないのですが、レースでこれでは困ります。せめてランニング時だけでも常時表示にできる設定があるといいのですが、そうするとバッテリーの消耗が激しいのかもしれません。ただ、この点は本気で走る人には大きなマイナス。

そして致命的なのが欲しい情報が一覧で見られないことです。ディスプレイが小さいのも合って必要な情報を見るためにはスクロールする必要があって、その動作が煩わしいのと反応があまりよくないのでストレス。

画面1:経過時間・距離・心拍数
画面2:ペース・平均ペース
画面3:直近1kmのペース・カロリー
画面4:歩数・ストライド
画面5:ケイデンス

中級者以上のランナーなら、経過時間と距離、心拍数、ペースの4つを1度にチェックしたいですよね。どれか3つしか選べないなら、心拍数よりもペースのほうが重要。せめて画面1に表示できる項目を選べるといいのですが、これはとても不便。

要するにそういう機能が欲しい人はXiaomi Mi Watchを買ってねということなのでしょう。Xiaomi Mi Watchだって1.2万円で買えるわけですから。というわけでXiaomi Redmi Watch 2 Liteはログが取れればいいという初心者・初級者向け。それ以上はXiaomi Mi Watchがおすすめです。

ちなみにXiaomi Mi Watchはスポーツモードで50時間稼働します。ウルトラマラソンを走る人もこちらがおすすめ。

最初のGPSランニングウォッチとしては最強

走りなららペースや心拍数をこまめにチェックしたいという人には、Xiaomi Redmi Watch 2 Liteは不向きですが、初心者や初級者でペースも心拍数もそこまで気にしないし、必要なら表示を切り替えればいいというのであれば、Xiaomi Redmi Watch 2 Liteは最強のGPSランニングウォッチです。

なんといっても価格が8,000円台でGPSの精度もしっかりとしています。Stravaと連携もできるので自分なりに分析することも可能。そして活動量計としての機能も備えていて、トレンドの血中酸素濃度測定も備えています。足りないのは常時表示と欲しい情報が一覧できないことだけ。

人によっては致命的ですが、私は普段のジョグにXiaomi Redmi Watch 2 Liteを使って、ポイント練習ではPolar Vantage Mを使うスタイルになりました。普段遣いはシンプルなデザインでビジネスでも違和感がないXiaomi Redmi Watch 2 Lite。

ただアップルウォッチにこの上なく似ていることが、ほんの少しだけ引っかかるのですが。きっと知らない人が見たらアップルウォッチだと思うはず。別にそう思われて困ることはないんですけど、なんとなく……ね。ただかなり重宝してて、買ったことへの後悔はなし。

むしろ毎日使っているのでコスパ最強です。常時表示したければXiaomi Mi Watchを買えばいいだけですしね。2つ買ってもGarminやPolarGPSランニングウォッチ1つより安いんですから。とにかく買って損はないアイテムですので、悩んでいる人は購入してしまいましょう。

もちろん、GPSランニングウォッチが欲しいけど高くて買えないという人にもおすすめです。最初の1台として購入して、本格的に走るようになったらワンランク上のモデルや他社に乗り換えて、Xiaomi Redmi Watch 2 Liteは活動量計として活用すれば無駄になりませんしね。

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