【日常使いもOK】fanqloのおしゃれデザイン空調ブルゾンを着て気温30℃の中で走ってみた

日本には世界に誇るすばらしい猛暑対策アイテムがあります。それがファン付きの作業服で、来日した外国人が暑さ対策できるファッションウェアとして購入しているのだとか。その効果の高さから、倉庫作業などでは熱中症対策として導入している現場も少なくありません。

それなら普段着や運動時にも……となりそうなのですが、どうもデザインが野暮ったく使いづらいからか、街でもランニングコースでもファン付きのウェアを着ている人を見かけません。そんなファン付きウェアを普段使いできるようにデザインし、展開しているメーカーがあります。

それが「fanqlo」で、これまでは女性向けの可愛らしいものしかありませんでしたが、このたびユニセックスモデルも登場しました。今回は「fanqlo」の空調ブルゾンを提供していただきましたので、ランニングの暑さ対策となるのか検証していきたいと思います。

目次

日常使いできるデザインにこだわった空調ブルゾン

送風しなければおしゃれブルゾンとして使えそうです

「fanqlo」のコンセプトは「暑さを我慢しない、おしゃれもあきらめない」。おしゃれで普段使いできるデザインの空調ブルゾンを展開しているため、一般的なファン付き作業服のような野暮ったさはなく、女性が着用したときに、より可愛らしく見えるようにデザインされています。

今回はユニセックスモデルも登場しましたが、似合うのは圧倒的に女性ランナー。それも女性向けの「空調ブルゾンfanqlo-Short」なら、女性ランナーもこれからの季節のランニングに取り入れやすいのではないかと思います。

もちろんユニセックスモデルの「空調ブルゾンfanqlo-Unisex」もシンプルで美しいデザインなのですが、自分で着てみたらちょっとこれじゃない感に……。スタイルがいい人が着ればユニクロでもおしゃれになると聞いたことがありますが、それの逆の現象が起きている気がしなくもありません。

ただ、上の写真からもわかりますように、空気を送り込まなければ普通の半袖ブルゾン。この状態で走っていても何ら違和感はないデザインです。

モデルの問題かと思いますが可愛さはありません

ところが、送風して走ってみるとなかなかの不格好。どうも自分がイメージしていた感じとは違います。どれだけ可愛さを詰め込んでも、モデルがおじさんではおじさんっぽさが上回るようで。でも、写真にしてみたら、そこまで悪くはなさそうです。

正直、もっと絶望的にダサくなっているかと思っていました。これくらいの不格好なら許容範囲内。ただ女子が着て走ったら絶対に可愛いのにそれが伝わらないのが悔しいですね。

「fanqlo」の空調ブルゾンのいいところは、リュックを背負っても空気を取り込めるという点にあります。作業服と違って、日常使いすることを前提にしているので、20〜30Lくらいのリュックなら、隙間からしっかり空気を送り込んでくれます。

実際に4kmほどリュックを背負って走ってみましたが、まったく問題なく体の熱を取り除いてくれました。あまりにも大きなリュックではファンが塞がってしまいますが、一般的なリュックならまったく問題ありません。

ただ、背中側は潰れてしまうので、空気が前側に送られるので、デザインはさらに理想からは離れます。これはこれで可愛らしいといえなくもないですが、こんなに膨らんだ状態で走っているのを見られたら、ちょっと恥ずかしいかもしれません。

ただ、リュックを背負う通勤ランなどでも利用できるというのはかなり魅力的です。

ジョグペースなら重さも気にならずしっかり体温上昇を防げる

さて肝心のランニングなのですが、走り出す前に気になったのはファンとバッテリーがバタついて走りにくいのではないかということ。これに関してはまったく気にならず。レースペースよりも速くなるようなら重さが気になるかもしれませんが、そもそもそんな環境で使うことを想定して作られた製品ではありません。

あくまでも普段着をランニングに流用しようという試みなので、どんな練習で使えるかと聞かれたら「ジョグ」と答えるだけの話です。

走りやすいかと聞かれたなら、「少し走りにくい」というのが私の感想です。ただ、その走りにくさを補うだけの快適さがあります。気温が30℃になると汗がダラダラ流れるはずで、実際に額には汗が流れているのに、空調ブルゾンの内側はサラッとして快適な状態が続きます。

あまりにも快適すぎて、実は外気はそれほど暑くないのではと思って空調ブルゾンを脱いで走ってみたら、あっという間に汗だくになってしまいました。面白かったのは、そのあとにまた空調ブルゾンを着てファンを回したら、すぐにサラッとした快適さが戻ってきたこと。

これは組み合わせるインナーにもよるかと思いますが、接触冷感素材で速乾性に優れたウェアほど快適さの戻りが早いと考えられます。

また、風量が3段階で選べますが、もっとも弱い状態だと体の発熱が上回る感じがあり、2番目で平衡状態。最も強力な状態にして初めて快適に走れます。自宅で使っているときには弱い状態でも快適でしたが、ランニングによる発熱を冷やすには、やはりそれなりの風量が必要になりそうです。

ちなみに、今回は検証しませんでしたが「fanqlo」の空調ブルゾンには冷却パックポケットがあり、保冷剤を入れてさらに冷やすこともできます。保冷剤+最大風量なら、気温30℃くらいまでなら快適にランニングを楽しめるので、ランナーの暑さ対策グッズとしてはかなり魅力的。

というよりは、もはや手放せないアイテムになってしまいました。おそるべし空調ブルゾン。

fanqloの空調ブルゾンを着て走るときの注意点

ランニングにも問題なく使えると感じたfanqloの空調ブルゾンですが、実際に着て走ってみて、ここは注意しなくてはと感じたところが4つありました。

  • 30℃を超える環境では走らない
  • ウエストをしっかりと絞る
  • ランニングで使うなら「アイシーホワイト」を選ぶ
  • インナーウェアは必須

これらがfanqloの空調ブルゾンをランニングで使うときの注意点になります。それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

30℃を超える環境では走らない

暑さ対策として有効なfanqloの空調ブルゾンですが、万能というわけではありません。たとえば気温が36℃のような体温と同じような温度になったとき、ウェアの中に取り込まれる空気の温度も36℃になるため、これでは体を冷やすことはできません(体温はさらに上がっているので効果ゼロではありませんが)。

そもそもRUNNING STREET 365では、気温が30℃を超えるような環境でのランニングは推奨していませんが、それはfanqloの空調ブルゾンがあっても同じことです。あくまでも安全な環境でより快適に走るためのアイテムであり、過酷な環境を乗り切るためのアイテムではないことを認識してください。

朝や夕方の比較的涼しい時間帯に、メリハリのあるジョグをするときに役立つのがfanqloの空調ブルゾンです。

ウエストをしっかりと絞る

これはfanqloのスタッフに教えていただいたことなのですが、「ウエストはしっかり絞る」ことが大切なんだそうです。そうすることで空気が首周りから抜けていくので、首周辺をしっかり冷やせるとのこと。

フリーサイズですが、アジャスターがついているのでウエストと腕まわりのサイズを調整可能です。締め付けすぎず、それでいて空気が抜けない程よいフィット感になる場所を探して、そこに固定しておきましょう。

ランニングで使うなら「アイシーホワイト」を選ぶ

ユニセックスモデルの「空調ブルゾンfanqlo-Unisex」は、ブラックとアイシーホワイトの2色展開となっていますが、ランニングでおすすめなのはアイシーホワイトです。ブラックは熱を吸収するので、ウェアそのものが簡単に熱を帯びてしまいます。

素材にもよりますが、ブラックとホワイトでは直射日光下で温度が10〜20℃も異なるため、より快適に走りたいなら、アイシーホワイト一択です。しかもホワイトのほうが夜間に車のドライバーから発見されやすいので、安全面も考慮してアイシーホワイトを選びましょう。

ただ、普段着として使うことも考慮したときに、ブラックのほうが使い勝手がいいと感じるようなら、ブラックを選択するのはありですが、暑くなりやすいということは頭に入れておきましょう。

インナーウェアは必須

より快適に走ろうと考えたとき、多くの人がたどり着くのが「裸で着たらいいのでは」ということです。ただ、これはやめておきましょう。ファンが擦れると肌を傷める可能性がありますし、電気を使っているので何かあったときには大変です。

安全に利用するためにはインナーは必須です。夏用のランニングTシャツをきちんと着たうえで、fanqloの空調ブルゾンを上から重ね着するようにしてください。

普段着としても使うなら購入をおすすめできるアイテム

fanqloの空調ブルゾンは間違いなく、夏のジョグを快適にしてくれるアイテムです。ただ、1つだけ悩ましい点があります。それはファッションアイテムという位置づけでもあるので、ランニングアイテムよりも価格が高いという点です。

「空調ブルゾンfanqlo-Unisex」の価格は24,000円。ワークマンのペルチェベストなら19,800円で購入でき、どんな気温であっても体を冷やし続けてくれます。ランニングで使うことだけを考えれば、ペルチェベストのほうがおすすめです。

fanqloの空調ブルゾンのメリットは、ランニングだけでなく普段着としても使える点にあります。普段着をランニングにも使っているのであたり前なのですが、自宅でもお出かけでも利用できてランニングも快適になる。そこにメリットを感じられるかどうか

あとはランニング用ではないうえに、フリーサイズということもあって、ウェア内で風量のコントローラーが遊んでしまったり、ポケットにチャックがないのでモノを入れると走っているときに落としそうという不安もありますが、そこはあくまでもファッションアイテムということで。

そういう意味では、ランニングに特化したモデルがあればかなり注目されそうなのですが、そこは将来に期待ということで。そういう点を差し引いても、暑熱対策としてはかなり優秀なアイテムですので、気になるという方は、ぜひfanqloの公式サイトでご確認ください。

fanqloの公式サイト
https://fanqlo.jp

空調ブルゾンfanqlo-Short(ショート)

サイズ :フリーサイズ(着丈60.0cm 肩幅60.0cm 胸囲123.0cm 袖丈22.5cm)
価格 :22,500円(税込)

予約販売開始日:2026年5月22日(金)
商品のお届け :2026年6月初旬より順次発送予定
※2026年6月初旬以降は、通常販売として順次ご購入いただけます。

空調ブルゾンfanqlo-Unisex(ユニセックス)

サイズ :フリーサイズ(着丈60.0cm 肩幅60.0cm 胸囲130.0cm 袖丈22.5cm)
価格 :24,000円(税込)

商品発売日:2026年5月22日(金)

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