世界最北の街を走る「FWD 北緯78度マラソン」開催レポート

世界最北の街を走る「FWD 北緯78度マラソン」開催レポート

モデルの出岡美咲さんが、FWD 北極マラソン 2019のフルマラソンに参戦するという下記記事を3月にご紹介しましたが、そのレースレポートをいただきましたので、RUNNING STREET 365でもその結果についてご紹介します。

出岡美咲さらなる高みへの挑戦「FWD 北極マラソンチャレンジ 2019」

まず今年の大会ですが、ロシアとウクライナの2国間における緊張が高まったことを受けて、大会そのものが中止となってしまいました。

それを受けて、大会スポンサーである FWD グループは、 世界最北の街・ロングイヤービエン(ノルウェー領スヴァールバル諸島)にて、「北極マラソン」に参加を予定していたランナーたちを招いて、「FWD 北緯78度マラソン」を開催しました。

FWD 北極マラソンは、参加費だけでも200万程度かかります。さすがに選手を手ぶらで帰らせるわけにはいかないと考えたのでしょうが、世界最北の街というのが粋な計らいです。

北極もなかなか走れる場所ではありませんが、世界最北の街というのも人生で訪れるチャンスはほとんどゼロに近いものがあります。

気候条件としては、北極よりも緯度が低いとはいえ、極寒の地ということには変わりありません。少しマシなのは「そこで暮らしている人がいる」という事実があるというくらいでしょうか。

開催されたのは現地時間で4月16日の午前8時30分。昨年はハーフマラソンに参加した出岡美咲さんでしたが、今年は心を動かせる側の人になりたいという強い想いから、フルマラソンに参加しました。

結果は6時間19分54秒。

このタイムが速いのか遅いのかは関係ありません。最終ランナーとしてゴールに向かった彼女を多くのランナーやスタッフが出迎えたこと。そしてそれが、彼女にとって大きな宝物になったということが全てです。

マラソンを速く走るのはもちろん素晴らしいことです。かつての自分を超えていこうという向上心を否定するつもりもありません。でも、タイムが他の人よりも遅いから劣っているということはありません。

それは北緯78度マラソンでも東京マラソンでも同じこと。どんなタイムであろうと、それぞれがみんなベストを尽くしてゴールを目指す。その姿に優劣はありません。最初にゴールした人も、最後にゴールした人も等しく素晴らしいのがマラソンの魅力でもあります。

本来走るはずだったレースの代わりに、こうやって特別なレースを用意してくれた人がいて、そしてスタートラインに立つまで一緒に過ごした仲間がいる。こんなにも想いが込められたマラソン大会は、世界中探してもそうはありません。

完走した出岡美咲さんは、こう語っています。

「人生において思い通りに行かないことも、兎に角やってみることの楽しさを知れたし、この果てし無く長く感じた一本道はぐっと私を強くしてくれました」

北極を走ることができなかった悔しさを抱えながらも、最後まで走りきった出岡美咲さん。思い通りにならなかったからこそ得られた経験があり、そういう状況でも成長できるポジティブさは、彼女を送り出したFWD 富士生命のビジョンと重なります。

FWD 富士生命は、人々が前向きな一歩を踏み出し、人生をポジティブに楽しく生きていくためのエネルギーの源でありたいと考え、出岡美咲さんはベストな走りすることでそれを体現しました。昨年に引き続き、素晴らしいパートナー関係がそこにあります。

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ちなみにFWD 北極マラソン 2019を開催するにあたり、「FWD 北極マラソンチャレンジ 2019」として、FWD 富士生命の公式 Instagram に寄せられた、日本代表ランナーに向けた応援メッセージや「いいね!」の件数に応じて、寄付を行うという活動が行われていました。

寄付先は乳がんの啓発活動を推進する NPO法人「ラン・フォー・ザ・キュア・ファンデーション(RFTC Japan)」で、総数3,518件の応援の声が寄せられたことを受けて、RFTC Japanへ50万円の寄付を行うことが決定しています。

走ることが誰かの支えになる。RUNNING STREET 365はこの大会に限らず、そのような活動を行っている大会や団体を全力で応援していきます。

今回の中止を受けて、来年以降の開催がどうなるのかは不透明ですが、すでに2020年大会の参加者募集が始まっています。参加費はとても高額ですし、今年のように北極を走れない可能性だってあります。

それでも、挑戦してみたいというランナーさんは、まずは下記リンク先にあるFWD 富士生命の大会サイトをチェックしてみてください。

FWD North Pole Marathon

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