日本一早いマラソンレポート「2016湯河原温泉オレンジマラソン」

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「コース設定がおかしい」参加者の声です。

10kmのコースにはフラットな場所はほとんどなく、常に上っているか下っているか。10kmで高低差は160m!しかも最初の3kmで一気に140m上がります。1kmで約47m上がる計算。その後5kmで160m下って・・・安心するのはまだ早い。

残り2kmはなんと上り・・・泣けてきます。

こんないやらしいコース設定なのですが、湯河原温泉オレンジマラソンには3000人近いランナーが集まります。

種目は3kmと5kmと10km。やはり高低差がある10kmが人気です。

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いきなり上りになるというのもありますが、「最初に頑張り過ぎない」ことを心がけているのかスタート前の雰囲気は、どことなく和やかな感じがします。緊張感がありすぎず「町の運動会」感が漂っています。

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マラソン会場となった湯河原小学校はランニンググッズを販売しているお店もありますし、参加者に配られるお味噌汁を作っていたりと、こちらも賑やかです。この規模の大会で、ショップが出店しているのはいいですね。

売れる売れないではなく、華やかさが違います。

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3kmと5kmには地元の小中学生が大勢参加しています。きっとそれぞれが昨年の自分を超えていこうという気持ちを胸に秘めているのでしょう。スタートまではおちゃらけていますが、走りだすと表情は真剣そのもの。

10kmには明治大学の選手が2名参加。さすがにハイレベルなトップ争いが予想されます。優勝争いをするには30分台の前半、33分ぐらいで走る必要があります。

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スタートの号砲とともに、トップ集団は坂道の先、湯河原オレンジラインのほうへと消えていきます。きついといえども10kmですから、トップランナーのスピードは1km3分ちょっととかなり速い。

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10kmのランナーが走り去ったあとを、同時刻の別の場所からスタートした5kmのランナーが駆け抜けます。こちらも高低差は60mで、最初に500m上って、そこからは3.5km地点まで下り。そしてそこからはやはり上りです。

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5kmの部では1kmぐらいの場所を救急車が横断。一時的にランナーが止められます。これはもう仕方ないですよね。救急車が回り道するわけにはいきませんから。

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勢いに乗って下っていたランナーの人は不運としか言いようがありません。ロスにして10秒程度でしょうが、下りの勢いがなくなるのと気持ちが切れてしまう。ちょっと可愛そうでした。

それよりも10kmでは道路規制がうまく機能していない感じでした。完全に車を止めてしまうのではなく、隙を見て通過させます。

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10kmの部、5km地点は道幅が狭く、路線バスがマラソンコースを一部塞いでいます。路線バスは動けなくなるのですから、この時間だけでも封鎖したほうが安全な気がします。一応「反対車線は車は通過する」設定ですが、道幅を考えると現実的ではない気がします。

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10kmの後方のランナーが走っているときにはランナー側の車線も車が入っていました。ランナー側の道は封鎖しているはずなのですが、車道を走るランナーの直ぐ側を車が通過する。非常に危険な状況でです。

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こういった安全に関わる部分がもう少ししっかりしているといいですね。参加者は走らせてもらっているとはいえ、お金を払っているわけですし、安全だと信じているから参加しているわけですから。

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ただ走り終えたランナーたちの表情は満足しているように見えますし、きっとリピーターも多い大会なのでしょう。地元の人たちが大切にしてきた大会ですから、事故だけは起こらないような運営を期待します。

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湯河原温泉オレンジマラソン後の楽しみは、湯河原温泉の入浴です。参加者は無料の入浴券をもらい、割り当てられた温泉にそれぞれが向かいます。これは正直当たり外れがあります。

ボロボロの旅館の人もいれば、それなりにきれいな宿で入浴できる人もいます。3000人も温泉に入るのですから、それはまぁ仕方ないことですが。

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お風呂を終えたら食事です。湯河原温泉は最近「担々焼きそば」を名物にしているので、湯河原温泉オレンジマラソンも担々焼きそば推し。せっかくなので、食べてみました!

正直言います・・・相模湾で捕れた魚の料理を食べたほう、きっとが幸せになれます。

美味しくないことはないんですよ・・・好みの問題かもしれませんが・・・

10kmとはいえ、かなりハードなコースを走ったあとですから、心拍数が高くなり、胃腸への負担も想像以上に大きいです。かなり胃の強いランナーでない限り、辛いものは避けたほうがよいかと。

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湯河原温泉オレンジマラソンの応援に地元のゆるキャラが来ていたのですが、本当なら5匹のタヌキのキャラクターがいるはずなのに2匹しか来なかったりと、「きちんとしたほうがいい」と感じる部分がいくつかあります。

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個性的なコースを持ちながらも、いまいちブレイクしない理由はそこにありそうです。ただ、町の運動会の延長にあるマラソン大会であれば、あれもこれも期待しすぎても無理があるのかもしれません。

「あれがおかしい」「こうするべき」なんて言わず、ゆる~く楽しむ。ただしコースは超ハード。そのギャップに湯河原温泉オレンジマラソンの魅力があるのかもしれません。

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ちなみにこのハードコースにもかかわらず、自己ベストを出す人が続出する大会でもあります。距離は問題ないはずですから、力のある前半に上ってあとは勢いで降り、後半は気合で乗り切るコース設定が肝なのかもしれません。

10kmのタイムが伸び悩んでいるランナーさん。厳しいコースだからと避けないで、ぜひ湯河原温泉オレンジマラソンに参加してみてはいかがでしょう?

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