日本一早いマラソンレポート「第15回24時間グリーンチャリティリレーマラソンin東京ゆめのしま」

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最近は全国各地で行われている24時間マラソンですが、その中心的存在とも言えるのが「24時間グリーンチャリティリレーマラソンin東京ゆめのしま」が今年も東京・夢の島陸上競技場で開催されました。

昨年は競技場改修影響で9月開催になり、ちょっと寂しい感じもしましたが今年は例年通りの6月開催。9月開催の昨年は暑さが厳しかったので、今年は少しは少しマシになるかなと思いきや、初日の都内の最高気温は36℃。

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かつてない高温の中、6月18日13時にスタートしました。

13時にスタートするのは24時間の部と6時間の部、それぞれにチームの部と個人の部があります。個人の24時間はその名の通り、個人でひたすら24時間走り続けます。

それは大変と思うかもしれませんが、好きなときに好きなだけ走ればいいので、ある意味フルマラソンよりも気楽です。

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とはいえ猛暑の中、ほとんどの選手がスタートから飛び出します。

コースは夢の島陸上競技場のトラックと競技場の外周を合わせた1周1253mになります。多少狭い場所もありますが、スタート直後を除けば混雑するようなことはほとんどありません。

ただ、今年は例年になくチームの部でも上位争いをしているチームのランナーの危険な走行が目立ちました。ゆっくりのペースになる個人の選手は何度もひやっとさせられた人もいますし、何度も肘打された人もいます。

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しかもほとんどが、謝りもせずにそのまま走っていきます。

5年前ぐらいは一部でそういうランナーがいたのですが、最近はだいぶ減っていたので、この点に関してだけはとても残念です。運営が悪いわけではないのでしょうが、単純に参加する人のマナーの低下はランニング界のマナーの低下でもあります。

こういうランナーがきっとトレイルなんかにいったときに問題を起こすのかもしれません。遅いランナーを「ちんたら走りやがって」くらいにしか思ってないのかもしれません。

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運営は毎年のことながら素晴らしい。毎年恒例のM高史さんがゲストでなかったのはちょっと残念でしたが、運営側としては毎年同じにしないほうがいいのでしょう

今年もちょっと趣向を変えてきていました。

今年は参加者をレッド、ブルー、オレンジ、グリーンにチーム分けして、運動会を開催しています。走った結果をポイントにして、それに運動会のポイントをプラスさせて、商品を争うというもの。

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競技の中には、灼熱の太陽の下を走っているランナーに大縄跳びをさせるという残酷な競技もありましたが、参加は任意です。

「24時間グリーンチャリティリレーマラソンin東京ゆめのしま」は現状維持では絶対に満足しないという気持ちが伝わってきて、その気持が参加者に伝わっているのでしょう。参加するランナーもリピーターが多くなっています。

スタートから気温がどんどんあがっていきましたが、幸い心配されていた救急車などの出動もなく、参加者の熱中症対策の意識がだいぶ変わってきているように感じます。

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日が傾くと会場は一気に涼しくなります。マジックアワーになると、昼間の灼熱差はどこへやら。会場は東京都内とは思えない美しい景色を見せてくれます。

ただし、個人の部では日が沈むにつれて、眠りに入る人が多かったようです。日中の陽射しに負けて消耗してしまったのかもしれません。

6時間の部が終わり、12時間の部が入れ替わりに入ってきても、コース上の人の数が少ないように感じます。

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そして午前4時。周りはすでに朝がやってきます。

2日目の気温は前日と比べると雲があるぶん穏やかですが、それでも雲の隙間から太陽が顔を覗かせると、路面温度は一気に上昇します。チームの部のランナーも個人の部のランナーも、水分補給だけはしっかり考えています。

スタートから20時間が経過したところで4時間の部のランナーが入ってきますが、24時間の部、12時間の部にとって、スピード勝負の4時間の部の人たちは走る凶器状態。集団がバラけるまで様子見をした選手も少なくありません。

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このあたりが改善されると、もっと気持ちよく走れるのですが、それは参加するランナーのモラルの問題ですので、運営に言っても仕方がないことかもしれません。

以前は遅いランナーに「どけっ!」と怒鳴る人もいましたが、そんな時代に戻ってしまうのにそれほど時間はかからないかもしれません。

ほんとうに素晴らしい大会なのに、一部の心ないランナーのせいで大会が大きな問題を抱えてしまうのはもったいないことです。不本意かもしれませんが、罰則規定や失格というルールも必要かもしれません。

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そしていよいよ残り時間30分を切ると、ほとんどの参加者がコース上に出てきてハイタッチをしたり、残り時間で全力を尽くそうとするランナーに声援を送ります。

この一体感が「24時間グリーンチャリティリレーマラソンin東京ゆめのしま」の魅力です。

敵チームだから、個人だから関係なく頑張っている人には声を掛けてくれます。個性的な個人の部のランナーにずっと声援を送り続けているチームもありました。本質的には人と人とのつながりを大切にしている良い大会なのです。

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個人でもチームでも、この大会はランナーなら一度は出ておいたほうがいい大会のひとつです。ただ一度出るとハマってしまい、やみつきになるかもしれませんが。

24時間マラソンの魅力がいっぱいつまった「24時間グリーンチャリティリレーマラソンin東京ゆめのしま」。ぜひ来年は会場でこの雰囲気を味わってください。そのためにチームの部で出たい人たちは、いまからメンバー募集しておきましょう。

1年なんてあっという間に過ぎてしまいますから。

24時間グリーンチャリティリレーマラソンin東京ゆめのしまのための練習会と称して、仲間同士で練習する機会も増えるかもしれません。

もちろん個人の人たちも、いい出会いがいくつもある大会ですので、ぜひ来年は夢の島陸上競技場でお会いしましょう。

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