ランナーの味方アサイーが新型コロナウイルスなどの治療方法になる?【アサイーのすすめ】

RUNNING STREET 365ではこれまで何度かアサイーをランナーにおすすめしてきました。アサイーは鉄分が多く含まれるだけでなく、造血作用が確認されており、より多くの酸素を細胞に送り込める体が手に入るので、すべてのランナーに毎日摂取してもらいたいところ。

そんなアサイーを販売しているフルッタフルッタから、アサイーに関する最新の情報が公開されました。それが「アサイー原料が NLRP3インフラマソームの形成及び誘発性炎症の原因物質を抑制する効果が認められた」ということ。ちょっと難しいお話なので、わかりやすく解説していきます。

目次

アサイーが過剰な炎症を抑える

写真はイメージです

私たちの体は異物が体内に侵入してくると、それらを排除するために様々な働きをします。例えば風邪を引いたときに熱が出たり、咳をしたりするのもその働きによるものですが、この体の反応は時として過剰になることがあります。NLRP3 インフラマソームはそんな過剰反応を起こすタンパク複合体のひとつです。

NLRP3 インフラマソームはウイルスや細菌、環境中の刺激物が体内に侵入すると体を守るために活性化します。そうすると炎症性サイトカインと呼ばれるタンパク質が細胞の外に放出され、発熱や感染した場所 で炎症反応を起こすように私たちの体はできています。

このとき正常に活性化するなら問題ないのですが、ウイルスや細菌などがいつまで経っても排除されずに、活性化が続いてしまうと過剰な炎症が起き、結果的に動脈硬化や通風、肝硬変やアルツハイマー型認知症などを引き起こします。これは新型コロナウイルスに感染しても同じことが起きます。

今回分かったのはアサイーの有効成分がNLRP3 インフラマソームの過剰な活性化を抑える効果があり、炎症の悪化を抑制できるということです。これによりアサイーが新型コロナの治療方法や、生活習慣病の予防や治療方法に応用される可能性が出てきたわけです。

上のグラフは炎症細胞が炎症性サイトカイン(IL-1β)を100%放出させたのに対し、アサイー原料が77%もの抑制効果を示したものになります。このように明らかに抑制効果があることが判明しましたが、まだまだ解明できていないことも多いので、これからさらに研究が進められるということです。

造血作用だけでなく健康維持が期待できる

ランナーに限らず、最近では多くのプロスポーツチーム、学生チームなどチーム単位でアサイーを取り入れる流れがあります。レベルの差が均衡しているトップクラスの選手にとって、アサイーは勝敗を分ける大きな要因になると選手やコーチが実感しているためです。ただその恩恵を受けられるのはトップアスリートだけではありません。

アサイーはスーパーなどで売られていますので、私たち一般のランナーも手軽に導入できます。それもお手頃な価格で。アサイーの種類にもよりますが、1000mlのドリンクなら1000円程度で購入できます。毎日100mlの摂取でも1日100円にしかなりません。エナジードリンク感覚で利用できます。

アサイーを摂ることで体内の血液が増えて、高いトレーニングをしても速やかなリカバリーが期待でき、レースでもこれまで以上に心拍数が上がりにくくなるので、若い頃のスピードを取り戻すこともできます。もちろん飲んだだけでスーパーマンになれるわけではなく、それに応じたトレーニングが必要です。それでもランナーの体にとってはプラスでしかありません。

しかも今回判明したのは、新型コロナウイルスや生活習慣病の治療方法に使えるかもしれないということ。それはアサイーの効果の1部でしかなく、まだまだ解明されていないけど実感できる効果もあるスーパーフードなんです。これで摂らない理由はありませんよね。

コロナ禍でも走力アップを目指したい人だけでなく、健康維持をするために走り始めた人、すべてのランナーに摂ってもらいたい食材です。毎日の生活の中にアサイーを取り入れてみてはいかがでしょう?特に女性ランナーは、アサイーを摂ることで貧血対策にもなるのでおすすめです。

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