ランニングで硬くなった筋肉を改善!「硬い体が驚くほどやわらかくなるストレッチ 改訂版」

ランニングは健康的なスポーツというイメージがあるかもしれませんが、マラソン大会でタイムを狙うようになってくると、体のあちこちに負担がかかってしまい、知らないうちに体が硬くなってしまうこともあります。それが腰痛や疲労を招いて、コンディションが悪化することもあります。

それを改善できるのがストレッチですが、ストレッチは正しいやり方で実施しないと逆効果になることが多々あります。そこで2023年7月19日に発売された、正しいストレッチを学べる1冊「硬い体が驚くほどやわらかくなるストレッチ 改訂版」をご紹介します。

目次

ストレッチの必要性と自分に適した実施方法を学べる1冊

タイムを狙うランナーにとって体が柔らかいことが必ずしもいいことではありませんが、ランニングをケガせず長く楽しみたい人にとっては体が硬い状態はできるだけ避けたいところです。体が硬いとつまずいたりバランスを崩したりしたときに、大きなケガにつながる可能性もあります。

必要以上に柔らかくする必要はありませんが、少なくとも走ることで失ってしまった柔軟性くらいは取り戻したいところ。ただ、硬くなった体を柔らかくするにはノウハウがあります。適当に伸ばしているだけでは、むしろ余計に硬くなってしまう可能性もあり、正しい方法を学んで実践しなくてはいけません。

本書はそんな正しいストレッチを学べる1冊です。記録が伸び悩んでいたり、毎日のように走っているのになぜか体調不良を感じているという人は、ぜひ本書を手にとってみてください。きっと、これまで以上に日々のランニングが楽しいものになるはずです。

体が硬い人には「硬い人専用ストレッチ」が必要

体が硬い人が無理に通常のストレッチングを行うと、硬い部分は伸びず、やわらかい部分が動いてしまい、適切なストレッチができません。むしろ他の部分に負荷がかかって悪影響を及ぼすこともあります。

例えば立位体前屈。床に手が付かない人は太腿の後ろの筋肉が硬いのですが、無理に行うと代償動作で腰が動いてしまいます。これが腰痛を引き起きすきっかけになっており、太腿の後ろの筋肉や股関節が硬いひとには腰痛が多いのです。

このため、体が硬い人には「専用ストレッチ」が必要になります。本書で紹介している硬い人専用のストレッチなら、本当にほぐしたい筋肉にアプローチでき、しかも痛みではなく心地よさを感じて、長く続けられます。

体の硬さが招く不調について解説

ランニングをしているのに、腰痛・肩こり・頭痛・慢性疲労・ケガのしやすさ・肌の衰えなどの症状を感じている人もいるかと思います。それらの症状はもしかしたら体の硬さが原因かもしれません。

体が硬いと血管を圧迫し血流が悪くなるため、内臓にも悪影響を及ぼします。また神経細胞や自律神経にも悪影響を及ぼし、手足の冷えや精神的に不安定な気分を引き起こすこともあります。本書でやわらかい体を手に入れることができれば、いつまでも若々しいランナーでいられるようになります。

上半身38種類、下半身38種類の全76種類のテクニックを掲載

本書では上半身38種類、下半身38種類の全76種類のテクニックを掲載しています。さらに6つのストレッチのルールを守って、自分史上いちばんやわらかい体を目指せる内容になっています。

●ストレッチのルール

ポイントその① 時間をかけないと筋は緩んでくれません
ポイントその② 弾みをつけると筋は緊張してしまいます
ポイントその③ 呼吸を止めると筋は緊張します
ポイントその④ 心地よさがリラックスの極意です。
ポイントその⑤ 「伸ばす」筋肉を意識しましょう
ポイントその⑥ 筋肉を伸ばす方向や角度を少し変えて行っていきましょう

もくじ

第1章 ストレッチの必要性
第2章 ストレッチのルール
第3章 あなたの体の硬さをチェック
第4章 上半身のストレッチ
第5章 下肢のストレッチ
第6章 コンプレッションストレッチ

※本書は「硬い体が驚くほどやわらかくなるストレッチ」(2013,日東書院本社刊)を、2023年の情報に合わせて再編集したものです。

書籍概要

書籍:硬い体が驚くほどやわらかくなるストレッチ 改訂版
監修者:原幸夫
定価:1650円(本体1500円+税)
体裁:B5変判/160ページ
ISBN:978-4-528-02431-1
発売日:2023年7月19日
発行:日東書院本社(辰巳出版グループ)

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