グリコと聞くと多くのランナーが「キャラメル」を思い浮かべるかと思います。もしくは道頓堀のグリコサインではないでしょうか。そんなグリコですが、実はこれまで26年もスポーツフーズを展開しており、アスリート向けにさまざまな製品を展開しています。
その中でもランナーに特化した2つのサービスを今年9月にスタート。そのうちのひとつである、カスタマイズサプリ「Up&Rest」の発売を記念したランニングイベントが2025年11月28日と29日に開催されました。RUNNING STREET 365では29日に開催されたセッションを取材してきましたので、その内容をレポートしていきます。
グリコのカスタマイズサプリ「Up&Rest」について
これまでアスリート向けのさまざまな製品を手掛けてきたグリコですが、製品の種類が多くなるとにつれて「どれを選べばいいのかわからない」という声が増えてきました。そこで「まずは、これさえ選んでおけばOK」な製品として、2025年9月に発売開始されたサプリメントが「Up&Rest」です。
必要なサプリメントには個人差があるのに、「これさえ選んでおけば」なんて大げさではないの？と思うかもしれませんが、まさにそれを考慮したランナー向けのサプリメントが「Up&Rest」です。「Up&Rest」はただのサプリメントではなく、取り組みたいトレーニングに合わせてカスタマイズできるサプリメントになります。
カラダを運動モードに導く「UP」サプリと、戦略的休息を届ける「Rest」サプリの2種類で構成されており、それぞれ成分が異なる2種類のカプセルと粒数の違いから、全36通りの組み合わせが用意されています。
その組み合わせの中から、コンディショニングチェックにより最適な組み合わせを提案してもらえるため、従来のサプリメントよりも、効率よく必要な成分を補給できるのが「Up&Rest」の魅力の一つです。
また、グリコダイレクトショップでの定期購入スタイルになっているので、解約手続きをするまで、毎月サプリを届けてくれます。もちろん内容の見直しも可能で、たとえば距離を積む時期とスピードをつける時期とで、内容を変えて効果を最大化するといった使い方もできます。
まずは専門家からランニングにおける栄養の重要さを学ぶ
今回開催された「あなたの目標にカスタマイズ！人気ランニングインフルエンサーと走るランナーズチャレンジ」は、「Up&Rest」の発売を記念したランニングイベントで、11月28日と29日に開催され、それぞれ人気ランニングインフルエンサーとのグループランを実施しています。
ただ走るだけでなく、ランニング前には公認スポーツ栄養士の小嶋理恵子さんが、ランナーに必要な栄養についてのレクチャーを実施しているのが江崎グリコ主催のイベントらしいところ。それも専門家がレクチャーしてくれるので、安心して実践できます。
今回のイベントは、すでに「Up&Rest」を購入している人が参加しており、栄養についての意識が高いランナーが集まっているのもあって、真剣な表情でレクチャーを受け、重要だと感じた内容については、スライド内容をスマホカメラで撮影する姿も見られました。
ランナーにとって「栄養」はとても重要な要素だと頭ではわかっていても、何をどのタイミングで摂取すればいいかなどについては、正しい知識がない人が多いのが実情。それを専門家から学べるということで、それだけで充実した時間になっていました。
ちなみに座学では、グリコの公式アプリ「パワープロダクションアプリ」も紹介されていました。このアプリは「トレーニング・休息・栄養」の3つのバランスを確認でき、さらにはオーバートレーニングやトレーニング不足を指摘し、最適なトレーニングメニューの提案までしてくれます。
「Up&Rest」と「パワープロダクションアプリ」を併用することで、長期的な体の変化を数値化できるので、より高いモチベーションを維持しながら走力を高めていけるといった効果も期待できます。
ただ、どれほど優れたサプリメントも効果を感じなければ続けるのは難しいのが現実。そこで、効果を明確にするために、感覚だけでなく、データを使ってアプリでコンディションや走力の変化を確認できるようにしているところが、「Up&Rest」の魅力のひとつになります。
人気ランニングインフルエンサーと代々木公園を走る
座学も重要ですが、ランナーにとっての楽しみは、やはり「ランニング」です。今回のイベントでは、たむじょーさん、Akari Doiさん、坪井ミサトさんが1日目、Yurika Kaginoさん、ひらめ。さんが2日目、そしてウルトラランナーみゃこさん、HAGIさんが両日ともに参加してグループランが実施されました。
座学を行ったRuntrip BASE YOYOGI PARKから代々木公園の原宿口まで移動して準備運動。紅葉がきれいな代々木公園を1周約2kmのコースを2周走りました。ペースはキロ6分ちょっととグループランのペーストしてはやや速めでしたが、参加者のほとんどが普段から走っている方ということで、そのペースでもしっかり会話を楽しんでいました。
ランニングは孤独なスポーツでもあるため、普段は黙々と1人で走ることが多くなりがち。それゆえにモチベーションが近いランナーとのグループランだからこそ話せること話したくなることもそれぞれあるわけで、ランニングインフルエンサーを中心に、途切れることなく話に花が咲いていたのが印象的でした。
そして聞こえてくる内容も興味深いものが多く、さすがサプリメントの定期購入をする人たちだと感心することも度々。それぞれの目指すところは違うわけですが、やるべきことは同じ。いかにしてコンディションを整えるか、いかにして健康的に走り続けられるか、その答えのひとつとして同じ場所にたどり着き、和気あいあいと交流する。
もっともそれは、偶然ではなく必然でもあるのかもしれません。「類は友を呼ぶ」を具現化したような空間で、より高いモチベーションを持ったランナーだけでしか共有できないものを共有し合っていることを、ちょっとだけ羨ましく感じたのはここだけの話です。
走っていない時間を成長のために使うという発想
走力を上げるのに必要なのは「トレーニング・休息・栄養」。これは大原則であり、おそらく100年後も200年後も変わることはありません。しっかりトレーニングをして体を追い込み、疲労が溜まらないように休息し、体のリカバリーや成長に必要な栄養を過不足なく摂取する。
これさえ忘れなければ、ランナーは成長し続けることができます。ただ、高い次元で継続することは簡単なことではありません。人間だから気分が乗らないこともあれば、加齢によってかつてのようなスピードで走れなくもなります。無理なく走れる月間走行距離だって年齢とともに減っていきます。
それでも、それに抗うことは可能です。筋力や持久力はトレーニングで維持するだけでなく向上させることができます。ただ、そのトレーニングができる体を作り上げ、維持する必要があります。そこで取り入れるべき考え方のひとつが「走っていない時間をいかにして走力アップにつなげるか」ということ。
睡眠の質を上げてしっかりリカバリーする。朝ごはんとサプリメントにより、ベストコンディションでトレーニングを行う。走っていない時間の質が上がれば、ランナーは何歳であっても成長できる。今回のイベントを取材を通じて、それを学ばせてもらいました。
そのために有効なのがカスタマイズサプリ「Up&Rest」です。いきなり定期購入というのはハードルが高いかもしれませんが、トレーニングと合わせて継続すれば、きっとその効果を実感できるはず。興味があるという方は、ぜひ公式サイトをチェックして導入をご検討ください。
きっとあなたのランニングライフを支えてくれる、信頼できるサプリメントになってくれるはずです。
