東京マラソンは雨が降る?寒さ対策を万全にして挑もう

いよいよ東京マラソン2018の開催が近づいてきました。現在の天気予報は曇りですが、降水確率が40%で、最低気温が1℃、最高気温が7℃です。まだ数日ありますので天候が変わる可能性がありますが、念のため雨と寒さ対策をしておきましょう。

特に4時間以上かけて走るランナーさんは、走りながら体が冷えてしまう可能性があります。雨や寒さに負けないために、どのような準備をしておけばいいのかご紹介します。

目次

手荷物の中もビニール袋で防水しておく

まず預ける手荷物ですが、外側をビニール袋でカバーしますが、前日の予報で雨が振りそうならカバンの中もビニールで防水しておきましょう。カバンの中に大きめのビニール袋を入れて、その中に着替えなどを入れるようにしましょう。

基本的には濡れないはずですが、雨の場合は何が起こるか分かりません。ビニール袋1枚でトラブルを回避できるなら、用意しておいて損はないですよね。

走り終えたあとに、濡れたランニングウェアを入れるのにも使えます。濡れたウェアやタオルをそのままカバンの中に入れるのは躊躇しますよね。1枚持っておくだけでも安心ですので、45Lくらいのビニール袋を1枚用意しましょう。

スタート前は完全防寒する

雨が降らなくても、スタート時間の気温はおそらく1℃くらいです。晴れていてもビルの影になるのでかなり冷えますし、何よりも30分以上はその場に待機しなくてはいけません。

・ビニールポンチョ
・ホッカイロ

この2点を用意してください。ビニールポンチョは100均のものでも構いませんし、これも45Lのビニール袋に切れ込みを入れて作っても構いません。アシックスなどからランニングポンチョが売られていますので、ビニール袋はかっこ悪くて嫌という人はそちらを利用しましょう。

ビニール袋のポンチョでも、自分で絵を書いたり、家族や友人にメッセージを書いてもらえば、一生の思い出になります。

スタート後に雨が降らないのであれば、体が温まった5kmくらいで、ボランティアスタッフに捨ててもらいましょう。ただし、5時間以上かけて走る人は、折りたたんでポーチにでも入れておきましょう。

ゴール後に長い距離を歩かされますので、そのときにポンチョがあれば体を冷やさずに済みます。

ホッカイロは首の下辺りにウェアの上から1枚貼るのと、お腹に1枚貼っておきましょう。できればランニングシューズ内にも1個ずつ入れておくと安心です。いずれもスタートしたら外してボランティアさんに渡してください。

ビニールポンチョもホッカイロも、絶対にその場に捨てたりはしないでください。特にビニールポンチョは後方のランナーの足に絡まる可能性があります。とても危険ですので、必ずボランティアさんに渡してください。

レースウェアはできるだけ肌の露出を控える

サブ3を狙うというのでなければ、半袖+短パンだけというのは避けましょう。肌の露出はできるだけ減らしてください。コンプレッションウェアもしくはスポーツ用のタイツを使ってください。

ただし膝や肘などの関節の動きが阻害されて嫌だという人は、アームカバーやレッグカバーを使いましょう。膝上までのタイツなども有効です。

冷えやすいのでBUFFなどを使って、首周りを温めるのもおすすめです。手袋はもちろん必須です。5℃以下の気温では、よほど速いスピードでない限り、末端から冷えが始まります。いつも以上に気をつけて走りましょう。

5時間以上の時間走る人や、歩いてしまうことが予想される人は、必ず上から羽織るものを1枚用意してください。レース中盤はまだいいのですが、後半の失速時にはあっという間に体温を奪われてしまいます。

華やかな東京マラソンですので、自慢のウェアで走りたい気持ちは分かりますが、走れなくなったときのことも想定して準備しておきましょう。

ゴール後は速やかに移動して着替える

東京マラソンの手荷物返却や更衣室は、一部のランナーを除いて、今年も日比谷公園になります。ゴールから日比谷公園まで1kmくらいありますので、この間にかなり体が冷えてしまいます。

記録を狙うのでなければ、この1kmを歩くだけの体力は残しておきましょう。

4時間前後くらいまでなら、スムーズに日比谷公園まで迎えますが、それ以降は混雑が予想されます。この間で体を冷やしてしまわないように、ポンチョや上着を用意しておいてください。(おそらくエマージェンシーシートが配布されます)

昨年は比較的気温が高かったにも関わらず、ここで体を冷やしてしまう人が多くいました。今年はかなり危険な状態になるくらいの気温が予想されます。仮に雨が降ったら、低体温症になる人も出るかと思います。

それらは準備をしっかりすることである程度は回避できます。更衣室の場所などは文句を言いたい人もいるかもしれませんが、文句を言っても体は温まりません。まずは自分で自分の体を守るようにしましょう。

レース後はできるだけすぐに体を温める

理想は走り終えたらすぐにシャワーを浴びるなどして、体温を上げることです。ただ、宿泊予定の人でもない限り、すぐにシャワーというわけにはいきませんよね。まずは、温かい場所に移動してください。

手荷物に入れておくと便利なもの

手荷物に手ぬぐいを入れておくと、雨が降ったときに便利です。タオルよりも水を吸ってくれますので、髪の毛を早く乾かすことができます。着替えも一式揃えておきましょう。

・下着
・靴下
・シューズ
・手ぬぐい、もしくはタオル

雨が降る予報になったら、これらを手荷物に用意しておきましょう。

遠征してきた人で、後泊をするという人は「わさびの用心棒」のシートを濡れたウェアと一緒に入れておくと、家に帰ってからウェアの匂いに悩まされずに済みます。これからの季節に便利なアイテムですので、ぜひ購入しておきましょう。

体を温めるドリンク

・ココア
・ホットワイン(赤ワインでも可)
・ほうじ茶
・甘酒
・プーアール茶

このあたりが、体を温めるドリンクです。反対に体を冷やすドリンクには次のようなものがあります。

・コーヒー
・清涼飲料水
・ビール
・牛乳
・焼酎
・ウイスキー

ハイボールもビールもNGなんですね。体が冷え切っている場合には、まずは体を温めてから打ち上げに参加しましょう。体が冷えたまま飲みに行って体調不良になったのでは、せっかくの打ち上げを楽しめませんよね。

次の日に仕事という人も多いと思います。レース後の対策もしっかり行って、東京マラソンのスタートラインに立ちましょう。

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