4月にフルマラソンの予定が入っているランナーもいるのでしょうが、多くのランナーが2015−2016シーズンを終えたのではないでしょうか。
満足できる結果だったランナーもいれば、ケガをして納得できる走りが出来ていなかったランナーもいるはずです。
これからは気温も高くなるため、自己ベストを狙うには難しい季節になります。それでも、梅雨まではランニングするには最高に楽しい季節でもあります。苦しかっらシーズンを終えて、ランニングの楽しさを取り戻すのにぴったりです。
これからの季節に最適なランニングの楽しみ方を紹介します。
トレイルランニングで山を駆け抜けよう!
まだ1,000m以上の山には雪が残っていますが、これから春に向けて一気に緑が増えていきます。新緑の香る山を時間なんて気にせずに気持ちよく走ってみてはいかがでしょう?
きれいな空気、鳥の声。マラソンシーズンに自分を追い込みすぎたランナーは、山で気持ちをリフレッシュしちゃいましょう。
トレイルランニングをすると思うと、あれもこれも買い揃えてと思うかもしれませんが、普通のランニングシューズで十分です。ただし、盛大に汚れることもあるので、新品や白色のランニングシューズは避けたほうが・・・
走るのはフラットな場所と軽い下りだけで十分です。トレイルランニングのレースにでるならともかく、走る楽しさを思い出すことが最優先です。でも「この坂駆け上がれたら気持ちいいな」と思うコースがあれば、全力疾走してください。
反対に下りは慎重に。トレイル慣れしていない人の多くが下り坂でケガをしますので、気をつけましょう。
ウルトラマラソンに挑戦しよう!
フルマラソンは普通に走りきれる自身がついたなら、もっと長い距離に挑戦してみませんか?いきなり100kmを走らなくても大丈夫。50kmや70kmといった、長すぎない距離のウルトラマラソンが開催されています。
自分がどこまで走れるかを試してみてください。
もちろんいきなり100kmでも問題ありません。フルマラソンでは味わえなくなってしまった達成感を求めるなら、難しいチャレンジをしてみることも大切です。ただし、走力に自信がない場合は100kmでもアップダウンが少ないコースがおすすめです。
長い距離が不安という人には24時間などの時間走がオススメです。24時間はさすがに・・・という人も心配いりません。武道館でテレビカメラが待っているわけではありませんので、24時間のうち好きな時間、好きなだけ走ればいいんです。
それでも24時間は無理だと思う人は12時間や8時間でもいいでしょう。でもゆっくりのんびり走りたいならやっぱり24時間を選んだほうがよいでしょう。24時間あれば自分はどこまで走ることができるのかチャレンジしてみましょう。
24時間も同じ場所を走っているわけですから、周りはライバルではなく仲間のような気持ちになっていきます。これはフルマラソンではなかなか味わえない感覚です。
走りながら旅をしませんか?
この時期は観光するにもちょうどいいので、江戸時代の人たちのように自分の足で旅をしてみてはいかがでしょう?東海道のような歴史のある街道を旅しながら走ると、自動車や電車などでは見えない景色を楽しむことができます。
GWに長期休暇を取れるなら、例えば新潟から福島のいわきまで230kmぐらいありますので、1日50kmで5日あれば走ることが出来ます。1日60kmであれば4日で日本海から太平洋まで走れることになります。
びわ湖一周や、淡路島一周なども面白そうです。自分の足でどこまで旅ができるのかを知ることで、ランニングの楽しさはさらに増していくはずです。「淡路島一周走ってきた」と言えば、周りの人たちが驚いてくれますし。
自分で計画を立てるのが面倒だという人は「東海道五十七次ウルトラマラニック」のようなイベントに参加するのもいいでしょう。イベントに参加すればランニング仲間が増えていきます。
これまで見落としていた素晴らしい日本の風景を楽しめるはずです。
海外マラソンに挑戦する
日本国内ではフルマラソンの大会は4月を過ぎるとほとんどなくなります。ところが世界を見渡すとフルマラソンの大会はまだまだいっぱいあります。そもそも南半球であればこれから冬になっていくわけですし、南国のマラソンであれば夏も冬も関係ありません。
最近はLCCが充実してきましたので、週末を利用しての海外マラソンチャレンジで、安ければ予算5万円以内で海外マラソンに参加して帰ってこれますし、10万円あればちょっと豪遊して帰ってくることも可能です。
せっかく海外に行くのであれば、普段は絶対に走れないような場所を走るマラソン大会に出るのもいいかもしれません。砂漠を走るサハラマラソンや、エベレストを駆け下りるエベレストマラソンなど、チャレンジングなレースが目白押しです。
RUNNING STREET 365がサポートする万里の長城マラソンも、世界遺産の万里の長城を走ることができる、日本では絶対に味わえないレースのひとつになります。
南国を走りたい人にオススメしたいのが、TRULY HAWAII TRAAIL RUN。ハワイのトレイルを走ることができる大会です。ホノルルマラソンよりももっと深く、ハワイを楽しむことができる大会です。
世界には面白いマラソン大会や、美しいマラソン大会がたくさんあります。海外旅行も兼ねて、日本のマラソンオフシーズンに海外のマラソン大会を楽しむことでマラソンの幅が大きく広がります。
まとめ
マラソンシーズンはどうしても真面目にマラソンと向き合いすぎて、体を酷使しています。本当は一度リセットする意味でも1ヶ月ぐらい休養を入れたいところですが、天気のいいポカポカシーズンはやっぱり走りたいですよね。
シーズンの完全なオフは梅雨時期にずらして、この時期は心のリフレッシュということで、楽しめるランニングをしてみましょう。国内海外を問わず、面白い大会が多い時期でもあります。
ぜひ走ることの面白さを取り戻しましょう!
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