体を冷やすな!冬のマラソン大会スタート前の寒さ対策

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本格的なマラソンシーズンが始まり、地域によってはスタート時間の気温が一桁台ということも増えてきました。そうなると気になるのがスタート前の寒さ対策ですよね。

大規模マラソンになるとスタートブロックでの待機時間が30分以上になることもあります。どれだけアップをしても、寒空の下それだけ待たされると体が冷えてしまいます。

ここでは、そんな冬のマラソン大会で、できるだけ体を冷やさずにスタートするための寒さ対策を紹介します。

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目次

寒さ対策の定番は簡易ポンチョ

寒さ対策で多くのランナーが使うのが簡易ポンチョです。メーカーのロゴの付いたものや、大型のゴミ袋に穴を開けただけのものまで様々ありますが、どれもそれほど費用がかからないというメリットがあります。

その代わり基本的には使い捨てになりますので、エコではありません。

そして何よりも東京マラソンや各地のマラソン大会で問題になっている、路上へのポイ捨て問題につながってしまうこともあります。簡易ポンチョは便利ですが、スタート前に着用したものをその場に捨てないようにしてください。

後から来たランナーの足に絡んでケガにつながることもあります。簡易ポンチョは必ず沿道の係員に渡して捨ててもらうか、最初のエイドまで着たままにして、きちんとゴミ箱に捨てるようにしましょう。

整列時に沿道側に並んでおけば、係員に渡しやすくなります。できるだけ中央ではなく沿道近くに並ぶようにしましょう。

5時間以上走る人は上着で寒さ対策

フルマラソンを5時間以上かけて走るランナーは、最初からウインドブレーカーなどの上着を着込んでおきましょう。途中で暑くなったときは脱いで、腰に縛り付けておけるような薄手のものが理想です。

5時間以上かかるランナーは後半に歩くことになる可能性が高く、そこで体が冷えてしまうこともあります。後半の寒さ対策も兼ねてスタートブロックに並ぶときから上着を着ておくようにしましょう。

手袋や長袖のインナーやタイツを併用するようにもしてください。スタートブロックが後ろ側になりますので、最大で1時間以上待たなければいけないこともあります。動かなくても体が冷えないような格好をしておきましょう。

4時間前後で走る人は部分防寒で寒さ対策

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フルマラソンを4時間前後で走るランナーの多くは最後まで走り続けられるランナーかと思います。歩かずにサウ語まで走り続けることができる場合は、上着などはジャマになってしまいます。

インナーやタイツは動きが悪くなってしまうため、あまり着たくないというのがサブ4前後のランナーですよね。このクラスのランナーは長袖のランニングシャツを着るか、アームカバーを利用して寒さ対策を行いましょう。

足もカーフカバーのようなふくらはぎ部分だけのコンプレッションウェアを利用するようにしてください。

ポイントは練習時からコンプレッションウェアを使うということです。レースだけコンプレッションウェアを使う人がいますが、筋肉の使い方が微妙に変わってきますので、いきなりレースで使うと違和感が出て、いつもどおりの走りができなくなります。それを回避するために、練習でもコンプレッションウェアを使ってください。

気温が低すぎたり、小雨がぱらつくときなどは簡易ポンチョも併用するようにしましょう。

ホットジェル・ホットクリームで寒さ対策

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冬場でもサーフィンをしている人を見て「寒くないのかな」と思ったことありませんか?実は彼らの多くはホットジェルやホットクリームといった、塗ると暖かくなるジェルやクリームを肌に塗っています。

もちろんランナーにも有効で、コンプレッションウェアなどが苦手というランナーにオススメのアイテムになります。

ただし、寒いからといって大量に塗りたくるようなことはしないでください。薄く伸ばすように塗るだけで効果が出てきます。これもいきなりレースで使うのではなく、普段の練習前から使って、どれくらい暖かさが持続できるかなどを覚えておきましょう。

人によっては痛みを感じることもありますので、その場合は使用を中止してください。また、体温を一度上げておく必要もありますので、スタートブロックに並ぶ前に軽くジョギングをしておきましょう。

ホットクリームを実際に利用した別記事がありますので、そちらもチェックしておいてください。

別記事:ランナーの寒さ対策!ホットクリームをマラソンで使ってみた

まとめ

冬のマラソン大会での防寒対策は走力によって変わってきます。それほど速くないランナーは後半のことも考えて上着を着用し、フルマラソンを走りきれるランナーはコンプレッションウェアで部分的に温めましょう。

ホットジェルやホットクリーム、そして簡易ポンチョなども防寒対策として有効です。ただし、簡易ポンチョは絶対にその場に脱ぎ捨てないようにしてください。ゴミ箱まで自分の手に持つなどして、安全な場所で捨てるようにしましょう。

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