日本一早い大会レポート「第14回24時間グリーンチャリティリレーマラソンin東京ゆめのしま2015」

夏が戻ってきたかのような青空のもと大会はスタートしました。

夏が戻ってきたかのような青空のもと大会はスタートしました。

毎年6月に開催される「24時間グリーンチャリティリレーマラソンin東京ゆめのしま」が会場となる夢の島競技場の改修により9月開催で行われました。

「24時間ゆめリレー in 湘南ひらつか」と2週連続の開催になってしまったため、出場チーム、出場個人ランナーが分散してしまったようで、例年になく参加者が少ないように感じます。

経費削減?競技場の電光掲示板は使わずに大きなパネルで表示

経費削減?競技場の電光掲示板は使わずに大きなパネルで表示

この大会はマラソンのお祭りのような雰囲気があるのですが、今年はどこにでもある24時間リレーマラソンとさほど変わりません。多くのリピーターが違和感を感じ、初めての人たちは前評判との違いに拍子抜けしたかもしれません。

スタッフの数は少なく感じましたが、それぞれがいい仕事していました

スタッフの数は少なく感じましたが、それぞれがいい仕事していました

はっきり書いておきますが、「24時間グリーンチャリティリレーマラソンin東京ゆめのしま」はこの程度の大会ではありません。おそらく来年からは通常の6月に戻り、活気のある大会風景を取り戻すでしょう。

水浴び必須の日差しでした。

水浴び必須の日差しでした。

気温は30℃前後とやや高めでしたが、問題は日差しでした。日差しが強いのと湿度の高さ、そして前日までの涼しさの影響もあって、ほとんどのランナーが暑さを口にします。

ナイトランは人が少なくてさみしい

ナイトランは人が少なくてさみしい

さすがに9月なので夜中になると涼しくなるのですが、ねっとりとした湿気がからだに纏わり付きます。そして参加者の少なさが、会場の静けさを生み出します。

夕焼け、朝焼けは24時間マラソンならではの絶景です

夕焼け、朝焼けは24時間マラソンならではの絶景です

参加者が少ないということで、それに応じたボランティアさんの数で、あとは小さくサービスが削られている感じがします。

大会を盛り上げてくれるはずのステージに上る歌手がほぼ全員しっとり聞かせるタイプの歌手だったのは意味がわかりませんが、これは経費削減のせいなのかどうかはわかりません。そのぶん、ゲストランナーのM高史さんが懸命に大会を盛り上げようとしてくれます。

応援にきてくれる歌手のジャンルはもう少し考えたほうがいい

応援にきてくれる歌手のジャンルはもう少し考えたほうがいい

ただ、彼ひとりの力では会場の雰囲気を変えられません。

もっとも参加者が少ないことは悪いことばかりではありません。この大会の特徴でもある、他のランナーへの声援だったり、走りながらの声掛けなどはいつも以上に密度が濃かったように感じました。

1週1.3キロのコースを何十周も回るのですから、何度も同じ人を見かけるわけです。自然と仲間意識が生まれます。

24時間経過時の盛り上がりは今年も健在

24時間経過時の盛り上がりは今年も健在

とはいえ、やはり「24時間グリーンチャリティリレーマラソンin東京ゆめのしま」特有のお祭りのような雰囲気は必要です。この大会が普通の24時間リレーマラソンになってしまうのは避けて欲しいところです。

そういう意味でも来年は6月開催に戻ってくれることを願ってます。

大会名:第14回24時間グリーンチャリティリレーマラソンin東京ゆめのしま2015
開催日:2015年9月13日
種目:24時間リレー、24時間走、12時間リレー、12時間走
6時間リレー、6時間走、4時間リレー、4時間走
大会公式サイト:http://www.r-wellness.com

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