日本一早いマラソンレポート「第30回北海道マラソン」

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スタート時の気温18℃、昨年と比べて涼しいものの、上空には雲一つない青空で、予想最高気温は27℃。路面温度は30℃以上に上がります。

とはいえ、暑くなってこその北海道マラソン。ほとんどのランナーは高い気温でのレースは織り込み済み。午前9時、気負うことなくそれぞれのランナーが42.195km先のゴールまでの旅をスタートさせます。

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コースはまず大通公園を南下し、すすきのの街のど真ん中を突き抜けています。夜と朝でここまで顔が違う街も珍しですよね。まだ静かなすすきのを通過していきます。

ここの地点で日差しはすでに強いものの、ビルに囲まれているため、暑さは感じないものの、コース上はかなり混雑しています。

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周りを気にせずに走れるようになるまで、5kmはかかったかもしれません。後方のランナーはもっと先まで混雑して走りにくいかもしれません

ただし走りにくいのは前半の10kmのみ。その先は広大な道をひたすらにまっすぐにすすみます。何度かの曲がり角はありますが、直線道路の組み合わせで、日差しを遮るものがなくランナーを苦しめます。

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ただこれぞ北海道マラソンです。5km以上のストレートを確保できる大会は、国内では海岸線を走る湘南国際マラソンくらいではないでしょうか。

ただし、沿道の声援が続きますので、飽きることはありません。小さい子からおじいちゃんおばあちゃんまで、ランナーの背中を押してくれます。私設エイドも充実し、コーラやフルーツを提供してくれています。

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あと数年もすれば北海道マラソンはNAHAマラソン、おきなわマラソンと競うほど、私設エイドが充実した大会に成長するような気がします。

大会そのものは、昨年のまでのごみ問題に対して、ひとつの大きな回答をしましました。昨年はゴミ箱がほとんどなく、足の踏み場もないほどの紙コップとスポンジがコース上に捨てられていました。

月間走行距離なんて知りません
北海道マラソン最大の問題?紙コップがのゴミについて考える

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これは運営側も参加者も問題があったのですが、大会側としては今できることとして、かなり多くのゴミ箱を用意していました。

レース序盤はそのゴミ箱に気づかない人もいたため、まだコース上に紙コップが散乱していましたが、後半はコース上に落ちている紙コップの量は激減しています。私設エイドを出している人たちも、きちんとゴミを回収しています。

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ただし、スポンジだけはどうしようもなかったようで、これはその場に捨ててあり、来年以降への課題となるかもしれません。

ただし、この改善はかなり高評価されるべき対応です。

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30回もの開催を行い、さらに良くしようと考えている人たちが運営している大会が魅力的にならないわけがありません。2020年に向けて世界に誇ることができる大会になるはずです。

おそらく2020年、北海道マラソンには東京五輪の観戦にやってきた多くの外国人ランナーが走ることになる大会です。

4年後にはもっと良い大会になっているのは間違いありません。

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美味しい食べ物があり、暑いとはいえ空気は乾燥し、30℃以下の気温で走ることができる真夏のマラソン大会。こんな個性的で魅力的な大会はこれからもリピーターが増え続けるのでしょう。

北海道マラソンをこれまでに走ったことのない人は、来年以降の参加をぜひ検討してもらいたい。そう言い切れる大会です。

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できればラン仲間と一緒に参加すると楽しさは倍増です。美味しいものはみんなで食べたほうが楽しいですから。

制限時間が5時間ですので、ちょっと参加を躊躇する人もいるかもしれませんが、8月末に北海道マラソンのエントリーをしていれば、夏のトレーニングもしっかり行うことができます。

そして何よりも、北海道のだだっ広い真っ直ぐな道を「もういいよ」と言いながら走って、完走メダルを手にしてもらいたい。

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北海道マラソンはこれからも大きく変わっていきます。進化し続ける真夏のマラソン大会。参加するランナーも年々進化して戻ってきたくなります。来年は今年の記録を抜いてやろう。ゴールした瞬間からそんな気持ちが湧いてきます。

ただ、やはり暑さ対策は重要です。コースでは熱中症で倒れる人たちが何人もいて、ゴール後に担架で運ばれる人もいます。

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そうなってしまうと、せかっくのマラソン後の打ち上げも楽しむことができませんよね。参加するランナーは無理しすぎない。自分で自分をきちんとコントロールすることを忘れないようにしてください。

全力でゴールしても、打ち上げでジンギスカンとビールを楽しめるくらいの最低限の余力は残してゴールしましょう。

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