北海道マラソン大会情報【天候・完走率・口コミ・評価・関門・コース】

北海道マラソン大会情報【天候・完走率・口コミ・評価・関門・コース】

北海道マラソン

かつて制限時間が4時間のフルマラソン大会だった北海道マラソンも、2022年からは制限時間が6時間になり、走力に不安があるという人でも参加しやすい大会になりました。レース後のジンギスカンや海の幸、マラソン以上に楽しいことがいっぱいです。

そして東京2020オリンピックのコースとして採用されたことで、これからさらに人気が高まりそうなマラソン大会です。ここでは、そんな北海道マラソンの魅力について紹介します。まだ走ったことのない人は、ぜひ参考にしてください。

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北海道マラソンの特徴

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今年の北海道マラソンの種目はフルマラソンのみで、2022年からファンランがなくなりましたが、フルマラソンの制限時間が5時間から6時間に変更。これまでファンランを選んでいた人も、フルマラソンに挑戦してみてはいかがでしょう。

2022年大会は抽選となっていましたが、2023年大会は以前と同じように先着順に戻っています。

種目
・フルマラソン

コースは緩やかなアップダウンが前半にあるだけで、基本的にフラットなコースです。ただし、北海道だけあって直線の長さに気持ちが折れてしまうランナーもいます。また北海道とはいえ8月の気温は決して低くないため、暑さにやられるランナーも少なくありません。

コース上の声援もあり、私設エイドを出してランナーをサポートしてくれる地元の人もいます。運営もとてもしっかりしている大会ですので、ほとんどストレスを感じることなく、受付からゴール後までの時間を過ごすことができるのも、北海道マラソンの魅力のひとつです。

そして何よりも、札幌で食べる北海道の味覚こそ、北海道マラソンに参加する最大の魅力です。できればラン仲間と一緒に参加して、盛大な前夜祭と打ち上げを楽しみましょう。

北海道マラソンの関門時間

北海道マラソンは細かく関門が設定されています。思わぬところで関門アウトになることがあるので、完走が危ういという人はチェックしておきましょう。

ポイント関門距離制限時間(第2ウェーブ)ペース(第2ウェーブ)
1.2km1.2km35分(20分)29:10/km(16:40/km)
5km3.8km1時間(5分50分)7:54/km
10km5km1時間45分(1時間30分)8:00/km
15km5km2時間25分(2時間10分)8:00/km
20km5km3時間5分(2時間50分)8:00/km
25km5km3時間45分(3時間30分)8:00/km
30km5km4時間25分(4時間10分)8:00/km
35km5km5時間5分(4時間50分)8:00/km
40km5km5時間50分(5時間35分)9:00/km
41.5km1.5km6時間5分(5時間50分)10:00/km
42.195km0.695km6時間15分(6時間)14:23/km
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北海道マラソンの気温・天候・完走率

 最低気温(℃)最高気温(℃)天候完走率(%)
201117.729.8晴れ70.9
201222.629.9曇り78.8
201318.725.9晴れ87.5
201414.727.0晴れ78.9
201515.3
23.5晴れ82.4
201615.126.0晴れ78.1
201718.526.0曇り80.7
201819.524.6晴れ81.2
201916.4
22.184.5
202221.426.3晴れ90.3

北海道マラソンは、この数年間に限れば比較的涼しい年が続いていますが、最高気温が30℃に達することもあり、札幌とはいえ基本的には暑さに苦しめられるマラソンになっています。2019年も序盤は強い雨が降りましたが、後半は日差しが出てきてレース途中にコンディションが大きく変わっています。

夏場の大会で、これまでは制限時間が5時間だったこともあり、完走率が80%以下になることも珍しくありません。ただし2022年は制限時間が6時間に伸びているため、90%を超える完走率になっています。2023年も制限時間は変わりませんので、同等の完走率になることが予想されます。

寒さを感じることはありませんので、基本的には防寒の必要はありません。スタート時に肌寒く感じても、まず間違いなく20℃は超えてきますので、夏のスタイルでスタートラインに立ちましょう。

北海道マラソンの評価・口コミ

北海道マラソンの評価は安定して高く、クオリティの高い運営が行われていることがわかります。5時間制限だったということもあり、それなりに走れる人だけが参加しているので、細かい部分での不満はそれほど感じないというのも影響しているかもしれません。

口コミからわかる良いポイント

・平坦で走りやすい
・走り終えてすぐに生ビールを飲める
・ストレスがほとんどない運営
・沿道の声援が続くから元気になれる

口コミからわかる残念なポイント

・紙コップの投げ捨てがみっともない
・暑くなるとタフさが求められる
・ゴールから荷物預かりが遠い
・ホテルの予約が取りにくい
・エイドの内容が乏しい
・直線が長すぎて退屈する

口コミで目立ったのは、エイドで使った紙コップやスポンジがコース上に散乱してて危ないしみっともないというものでした。気温が上がると後方のランナーが通過する頃には異臭となることもあり、この点だけは改善の希望が上がっています。

2019年はランナーにゴミ箱に捨てるように促すアナウンスがあったので、少しは改善されていますので、これからはそれらが気にならなくなるかもしれません。

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過去大会のレポート

RUNNING STREET 365
日本一早いマラソンレポート「第30回北海道マラソン」
日本一早い『2015北海道マラソン』大会レポート

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春~秋ランナーあき、サブフォーへの挑戦
北海道マラソン2019(大会レポート)

ALPINE SKIER MAEDA SISTERS 公式ブログ
☆2019北海道マラソン完走できました

北海道マラソンへのアクセス

北海道マラソンは前日、前々日受付が必要です。この時期はフライトが遅れるということはあまりありませんが、それでも受付時間に間に合わなかったなんてことも考えられますので、できれば17時までに新千歳空港に到着する便で北海道入りしましょう。

新千歳空港からはJRで札幌駅に向かうのが最短ですが、荷物が多いという場合には大通公園までバスで行くという選択肢もあります。ただし、夕方は渋滞しますので時間に余裕があるときだけバスを利用しましょう。

フライトの料金を少しでも安く抑えたい場合には、スカイスキャナーで航空券を比較しておきましょう。スカイスキャナーなら思わぬ安値の航空券が見つかることがあります。

また一緒に行くラン仲間が多い場合には、レンタカーもおすすめです。車があれば滞在期間中の行動範囲が大きく広がります。札幌の徒歩圏内ですと遊べる場所は意外と限られていますので、もっと広範囲に楽しみたいという人も、空港でレンタカーを借りておきましょう。

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北海道マラソンの宿泊予約

北海道マラソンは、大会が近づくにつれてホテルがとても取りにくい状態になります。エントリーを決めたら、まずは普段から使っている宿泊予約サイトで部屋が空いてないか確認しましょう。条件がいい空室がない場合には「楽天トラベル」「じゃらん」「Booking.com」などでも探してみましょう。

おすすめは大通公園周辺のホテルです。大通公園近くのホテルなら、部屋で着替えてそのままスタートラインに向かえば、荷物を預ける必要がありません。ギリギリまでホテルの部屋でくつろぐことができますし、トイレに悩まされることもありません。

それでも見つからない場合は、札幌の旅行会社が部屋を確保していますので、公式サイトの「宿泊・ツアーのご案内」から宿の確保してください。

裏技ではないですが、札幌にこだわらないというのであれば、小樽に泊まるという選択肢もあります。小樽駅から札幌駅までは46分しかかかりませんので、札幌市内の不便な場所に宿泊するくらいなら、観光もグルメもコンパクトに充実している小樽での宿泊がおすすめです。

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大会詳細情報

北海道マラソン2023
開催日2023年8月27日(日)
エントリー期間2023年4月4日 18:00~2023年5月25日 23:59
参加者決定方法先着
種目フルマラソン(公認コース)
開催場所北海道札幌市
スタート時間8:30
大会受付前々日:13:00~20:00
前日:10:00~20:00
受付会場札幌市中央区大通公園西8丁目
スタート場所大通公園西4丁目
フィニッシュ場所大通公園西4丁目
参加資格19歳以上
制限時間6時間
参加費16,500円
定員20,000人
大会HPhttps://hokkaido-marathon.com/

北海道マラソンにエントリー

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北海道のおすすめガイド本

北海道マラソンを走るなら、やはり観光もグルメも楽しみたいですよね。そこでおすすめのガイド本を3冊ご紹介しておきます。気になる本があれば事前に購入して観光のスケジュールを組んでおきましょう。

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