日本一早いマラソンレポート「さいたま国際マラソン」

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さいたま国際マラソンはリオデジャネイロオリンピック女子代表を選考するための大会であり、同時に一般のランナーにとってはサブ4に挑戦するための厳しい大会です。ですので制限時間は4時間。普通のフルマラソンが制限時間が6時間程度なのに対してものすごくハードルが高い大会です。

女子の選考会については大手マスコミが書いてくれるでしょうから、ここでは一般のランナー目線でのレポートを書きます。

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まず前日、前々日の事前受付。正直言います。これ必要ないでしょ。たった5000人の受付なんて当日でもできますし、郵送でもできます。2日間もさいたまスーパーアリーナ借り切ってやるようなことではないです。さいたま新都心駅の改札前でもできるレベルの作業です。大々的なイベントを行うEXPOがあるならともかく、はっきり言って無用です。

さて、当日は女子の選考会が9時10分スタートで、一般の部は9時40分スタート。普段の大会よりも少し遅目です。前日から降り始めた雨がスタート時にはあがっていたのでよかった…とおもいきや、これが最大の問題になるとはスタート時には誰も思っていなかったでしょう。

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会場は無闇に高揚しているランナーも少なく、さすがサブ4ランナーの集まる大会です。それぞれが黙々と準備をしている雰囲気がいつものマラソン大会の会場にはない雰囲気で面白いです。

さいたま国際マラソンのコースはアップダウンの多さが指摘されていましたが、それよりも曲がり角の多さがトップランナーには厳しかったかなとは思います。一般のランナーにとっては景色が変わって飽きないコースなのはいいですね。

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ただ、近隣の住民はきっと来年の開催には大反対でしょう。住宅地のどまんなかを通り、そこに住む人が向かいの家に行くことすら出来ないコース設定は今後波紋を呼ぶことになるでしょう。

今回の最大の問題は熱さでした。午後から暖かくなるという予報はありましたが、スタート時は小雨。多くの人が寒さ対策に重点を置いていたでしょう。

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最初から高い気温であれば問題ないのですが、今日は徐々に気温が上がり茹でガエル状態です。知らないうちにものすごい量の汗をかいているランナーが多く、私が過去に見た中で最も多い数の熱中症ランナーがコースのあちこちで倒れていました。

4時間ギリギリのランナーにとってはほとんどサバイバルレースです。そのうえで各関門の制限時間も厳しいのです。いつもは余裕を持って走っているサブ4ランナーでも時間に追われるという経験のない状況に追いやられます。

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それでもさすがは4時間制限の大会に出てくる人たちです。きちんと自分に合った走り方をして、完走しているランナーも少なくありません。

おそらく来年に向けてこのさいたま国際マラソンは大きく改善を要求される面がたくさんあるのでしょう。でも、間違っても5時間制限の大会にはしてもらいたくないです。

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完走率が低くても、ランナーにとっての大きな壁となる大会としてそびえ立ってて欲しい大会です。「さいたま国際マラソン完走することが目標」と言われるような大会であって欲しいですね。

来年、どんな大会になっているのとても楽しみです。

さいたま国際マラソン:http://saitama-international-marathon.jp

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