スタート地点は大阪城公園。基本的には森ノ宮駅を利用するのがおすすめです。それ以外の駅は結局歩かされることになります。そして荷物預けは7時から8時まで。多少は待ってくれるものの、少なくとも7時30分には会場入りしておかないと後で慌てることになります。
私のスタートブロックはKブロックでした。タイム申告順だと思うのですが、普段ならBかCになるのですが、どういう基準でKブロックになったのかはわかりません。もしかしたら私の申告タイムが間違っていたのかもしれません。
今回はものすごい数の台湾人(感覚的に全体の1割)が参加しています。特別枠があるとしか思えないほどの参加者です。実態はわかりませんが、こうやって台湾の人が日本を走りたいと思ってくれることはありがたいことです。公平な抽選でなければ苦情が殺到すると思いますが。
スタートしてからKブロックがスタートラインに到達するまで20分弱かかっています。みんな想定内のことなので混乱はありません。
コースの道幅が広くなったり狭くなったりで思い通りに走れない人が多かったかもしれません。沿道の声援があるのに、外側のレーンを使用不可にしているところも少なくなくてちょっともったいない感じがします。特に御堂筋の戻りは沿道の声援が遠すぎます。
とはいえ、一部区間以外は基本的に応援が止むことはありません。家族や友人の応援できた人も全てのランナーの背中を声で押してくれます。西成周辺に来るとコテコテの大阪人のおじちゃんやおばちゃんが声援を送ってくれます。まさにじゃりん子チエの世界です。
ボランティアスタッフも声援を送り続けてくれます。想定よりも気温が上がりましたが、十分な量の水分は用意されていました。手前のテーブルは紙コップ不足だったようですが、奥のテーブルには十分な水とスポーツドリンクがあります。
コースは基本的にフラットでトップランナーはスピードを出しやすいかもしれません。後半の難所南港大橋もトップランナーにはどうってことのない上りです。ただ、一般のランナーには大きな壁に見えたかもしれません。5時間前後でゴールするランナーのほとんどは歩いています。
仮装ランナーは東京マラソンよりは少ないかもしれません。それなりにはいますがこだわりの仮装ランナーは少なめですね。あれは東の文化なのかもしれません。西はしゃべくりで笑わせてなんぼの世界ですから、見た目でアピールは好きじゃない可能性はあります。
実際わたしは仮装で裸足で走りましたが、仮装について触れるのは一部の子どもぐらいで、ほとんどの人は裸足に注目してくれます。そして大阪マラソンは過去最大の裸足遭遇率です。裸足ランニングクラブの大阪が活発に活動しているのと台湾人にも裸足ランナーが数名いました。
注目のまいどエイドはすごいのひと言です。あんな豊富なエイドは見たことがありません。あえて1ヶ所に集めたところが大阪人らしくて面白い。ほとんどのランナーがまいどエイドで5分以上のロスをしています。
全体的に活気のある応援が続くのでランナーにとっては楽しい42.195kmだったのではないでしょうか。私も久しぶりにあっという間のフルマラソンでした。
大阪マラソン来年のエントリーも必須ですね。