RUNNING STREET 365で注目している大会のひとつハルカススカイラン。大阪あべのハルカスを舞台に60階1610段の階段を駆け上がるレースは、2016年にバーティカル・ワールド・サーキットのエキシビションとして始まりました。
2017年には正式大会としてバーティカル・ワールド・サーキット2017の第9戦に組み込まれています。
バーティカル・ワールド・サーキットは世界中にある高層ビルの階段を駆け上がるシリーズレースで、ロンドン・パリ・ニューヨークなどを転戦しながら、年間優勝者を決める大会です。
ただ階段を駆け上がるだけ。
とてもシンプルなレースです。ハルカススカイランの上位ランナーであれば、10分もかかることなく1610段を駆け上がりますが、その短い時間で自分を出し切るというマラソンとはまた違った達成感を得られる大会です。
そんなハルカススカイランの魅力にハマってしまったのが、RUNNING STREET 365のライターでもある私、ハダシスト重松です。普段は裸足ランナーとして日本国内やアジアの大会を走っていますが、ハルカススカイランは初回から参加しています。
実はハルカススカイランの前身でもあるTHE RISE256に参加したことから、階段を駆け上がるという面白さに取り憑かれてしまいました。ただし、記録はいたって平凡です。過去2回あべのハルカスを上がっていますが、その記録は散々なものです。
2016年:14分36秒
2017年:13分32秒(153位/729人)
一般枠での優勝者は10分4秒、エリートの優勝者は8分34秒。とても同じ人間とは思えないタイムですが、同じ人間だからこそ、努力次第で私のタイムがもっと上がるのではないかと考えています。
この連載はそんな単純な思いつきから始まりました。
目標は優勝!と言いたいところですが、勝負は相手があってのこと。私は競い合いがあまり得意ではありませんので、順位を目標とせず目指すべきタイムを設定することにしました。
目標設定は「10分以内で走りきること」。常識的に考えれば42歳という年齢で、1610段の階段をそのタイムで駆け上がるのは無理かもしれません。昨年大会でいえば一般の部で優勝できるタイムです。
ただ、当たり前に達成できる記録では、それは「挑戦」とは呼べません。凡人には凡人なりの矜持があります。
この連載では、どこにでもいる普通のランナーが、限界まで追い込むことでどこまで成長できるのか。40代でもまだまだ進化できるのか。その挑戦の過程とレース結果を掲載していきます。
もっとも、まだ今年のハルカススカイランに関する情報はありません。連載したのに開催されない。先着順ですので、エントリーできなかったというオチもありえます。それも含めて楽しんでもらえればと思います。
ちなみに、この春は名古屋でミッドランドスクエア『MIDLAND CHARITY SKYRUN』の開催が決定し、参加者を募集しています。参加枠が840人から1000人に増枠されるほどの注目されていますが、残念ながら私はこの大会には出られません。
興味があるという人は、ぜひMIDLAND CHARITY SKYRUNのホームページをチェックしてみてください。この他に東京タワーでも東京タワー階段競走が開催されています。そのような階段レースの情報もお伝えしていく予定です。
MIDLAND CHARITY SKYRUN | |
---|---|
開催日 | 2018年4月30日 |
開催場所 | 愛知県名古屋市 |
受付会場 | ミッドランドスクエア |
スポンサーリンク