藤原新選手が「MEDIFOAM」のレースシューズの開発に加わる意味

2008年・2010年・2101年と東京マラソンを2位となり、世界で戦えるマラソンランナーとしてロンドン五輪にも出場した藤原新選手が、スポーツ・ランニング障害の軽減を目的に作り出された「MEDIFOAM」の開発アドバイザリー契約を締結しました。

MEDIFOAMの現在のラインナップは、ランナーのケガを防止するためのものだけですが、今年はトップトレイルランナーでもある吉住友里選手と契約し、トレランシューズの開発を進め、そして今度は藤原新選手を迎えてレース用シューズの開発に取り組むことになりました。

MEDIFOAMと藤原新選手を結びついたのが、自身のケガ予防の観点からMEDIFOAMを練習で履いたことがきっかけでした。世界で戦うには厳しい練習が必要ですが、厳しい練習をすればするほど体に負荷がかかります。

かといって、練習の質を落とすと思ったようなパフォーマンスを発揮できなくなりますから、トップランナーは常に足の故障と隣り合わせの状態でトレーニングを続けることになります。

トップランナーでもほとんどのランナーは、ケガは仕方のないもの、上手く付き合っていくべきものという考え方をしていますが、藤原新選手は合理的なランニングフォームの分析、体の動きとシューズとの関連性などを独自の感覚で言語化できる選手です。

ケガが当たり前にあることを受け入れるのではなく、そうならないために試行錯誤しているとことでたどり着いたひとつの答えがMEDIFOAMだったわけです。

ただ、藤原新選手は現在も現役のランナーです。ここ数年は全国のマラソン大会で優勝し、現役であることにこだわっている以上はもちろん2020年の東京五輪を視野に入れて日々のトレーニングを行っています。

そこで必要になるのが、レースに勝てるためのシューズです。MEDIFOAMはケガのリスクを減らすという点では優れているシューズですが、世界で戦うためのシューズではありません。そもそもコンセプトが違いますので仕方のないことですが、やはりランナーは速く走れるシューズを望みます。

だったら作ればいいということで、来年発売される予定のMEDIFOAMレースモデルの開発に藤原新選手が携わることになりました。世界の檜舞台でも戦った藤原新選手の知見が加わって作られるシューズです。

MEDIFOAMが作るレースシューズですから、もちろんケガをしにくいシューズになるはずですが、それでも速く走れるというのであれば、ケガに悩まされている市民ランナーにしてみれば、これは間違いなく朗報です。

来年のどのタイミングで発売になるかまでは発表されていませんが、おそらく私たちが実際のレースで履くことになるのは、2019−2020シーズンになることでしょう。ケガが続いているランナーさんは首を長くして待つことになるかと思いますが、期待して待ちましょう。

今年で37歳になる藤原新選手が、現役のランナーとして結果を出し続けていることを考えると、ケガを最小限に抑えるためのノウハウを持っているためです。そのノウハウが活かされたレースシューズ。

想像するだけでワクワクしてきます。

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