購入する前に読んでもらいたいランニンググローブの選び方

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気温がぐっと下がり本格的なマラソンシーズンに突入してきました。この週末にウェアなどを冬用に買い換えようと考えている人も多いのではないでしょうか。そのときにランニンググローブも一緒にという人にランニンググローブの選び方をお伝えしたいと思います。

ランニンググローブの役割

まずランニンググローブの役割を知っておきましょう。「寒いからつける」で基本的には正解なのですが、細かいことをいうと「末端を冷やさないため」です。

人間の体は内蔵に近い側を一生懸命に温めようとします。体が冷えてきたときにまず体の末端の血液の流れを抑えることで内臓の温度を保とうとするようにできているので、寒さに最初にさらされるのが足や手の指先ということになります。

ランニンググローブはそうやって冷えてしまう指先を守るための必須アイテムだと考えてください。

コットンはNG、素材はポリエステル系で

素材はポリエステル系のランニンググローブを選んでください。安いコットン(綿)のランニンググローブもありますが、マラソン大会ではデメリットが大きいので結局使わなくなります。

マラソン大会では給水があります。そのときポリエステル系であれば多少濡れても走っているうちに乾いてきますが、コットン素材は水を含んだままになります。その影響で指の末端を守るはずが逆に冷やしてしまいます。

速いランナーは通気性重視

速いスピードで走るランナーは通気性も重視してください。通気が悪いと走り始めて10分もしないうちにランニンググローブが邪魔に感じることになります。とにかくスタート時に指先を冷やさないこと、走り始めたらグローブ内に熱がこもらないことがポイントです。

通気性がよいタイプのランニンググローブは基本的に薄いのでランニング中に脱いでランニングパンツに挟んでも邪魔にならないというメリットもあります。

ゆっくりランナーは防風性重視

ゆっくりランナーは風を通さない高機能素材を選びましょう。とにかく常時冷やさないことを考えてください。特にフルマラソンの後半に歩いていしまう人が通気性の高いランニンググローブを選んでしまうとほとんど役に立たないことになります。

そして何よりも練習に対するやる気が変わってきます。指先が冷えると思うと走りに行くのが億劫になりがちですが、風を通さないランニンググローブがあるなら寒くても走りに行くのが楽しくなります。

スマホタッチができるランニンググローブ

これは賛否あるのですがスマホの操作ができるほうがいいのか、操作ができないほうがいいのかだけで言えばタッチ操作できる方が便利です。特にランニング中にSNSに写真をアップするような人には必須です。

ただ走るときは走りに集中すべきという意味で考えればなくてもいい機能です。スマホタッチができる分、大幅に値上がりするならなくてもいいですね。数百円差なら付けておいても損はないかと思います。

まとめ

ランニンググローブの種類はたくさんありますが、実際にこれを買うべきというものは限られています。おしゃれだから可愛いからという理由で選ぶのもいいのですが、自分の走力にあったランニンググローブでなければ使わなくなります。

高機能になればなるほど金額も上がってきますが、ランニンググローブひとつでランニングライフは大きく変わってきます。たくさん必要なものではないのでランニングに対する投資だと思って、高くても本当に必要な物を買うようにしましょう。

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