フルマラソンを完走できた人が次に目指すもの

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フルマラソンってきちんと練習を積めば余程体重のある人や高年齢でもないかぎり完走できることほとんどのランナーさんが気づいていますよね。最初の頃は「本当に完走できるかな」という思いだったのに、気がつけば目標は自己ベスト更新だったり。

60歳になってフルマラソンの自己ベストを更新したというランナーさんもいるのでコツコツ継続していけばこれまで見えなかった世界が見えてくるかもしれません。

でもですよ、正直フルマラソンに飽きてきたっていう人いませんか?

出場して走ったら普通に完走できる。でもタイムは伸び悩んでるし、そもそも速くなりたいわけでもないから自分をそれほど追い込む気もない。そうなってくると目標設定が難しいですよね。

そういう人たちが次に向かうステージは大きく分けて2パターンあります。ウルトラマラソンとトレイルランニングです。

どれだけ長く、どれだけ遠くへ走れるのか知りたい

42.195kmを走れることはわかった。ならば自分がどこまで走れるのかを確かめたいというのが次の目標になる人はウルトラマラソンへ進みます。50km70kmと距離を伸ばし100kmのウルトラマラソンに出場するようになります。

距離も知りたいけどどれだけの時間を走れるのかを知りたい場合は24時間マラソンのように時間走に出るようになります。

ウルトラマラソンの魅力は年齢を重ねるたびにうまく走れるようになることです。ウルトラマラソンの世界では30代は若造です。50代60代になってその深さがわかる世界なのです。

100kmを上手く走りきれると思えるには人生の経験値が必要なのかもしれません。

自然の中を駆け抜けたい

一方、トレイルランニングですが、これは自らそちらに行くというよりはラン仲間に誘われて山に走りに行っているうちにハマってしまうタイプの人たちです。

トレイルランニングは同じコース、同じ標高差というものがないのでAというレースとBというレースでタイムの比較がしにくいところがフルマラソンを完走できる人にとって新鮮に感じるところからもしれません。

同じ50kmでもAという大会は簡単で、Bという大会はなかなか完走できない。ただ走るよりも技術も求められるところもトレイルランニングに深みを感じてハマっていくのかもしれません。

そして何よりも大自然の中を走ることが楽しい。自然の中を走ることで自分の五感が研ぎ澄まされていく感覚。日常生活では絶対に感じることができないものがそこにはあります。これこそがトレイルランニング最大の魅力です。

そのさらに先にあるアドベンチャーレース

そして世の中にはそんな過酷なレースさえも超越してしまって次のステージに行く人たちがいます。それはアドベンチャーレースと呼ばれるもの。砂漠を走ったり、ジャングルを走ったり、南極や北極を走るレースもあります。

そこまでいくとウルトラランナーではなく「クレイジーランナー」です。ちょっとワクワクしませんか?そう思った人はクレイジーランナーの適性ありです!遠い先の目標かもしれませんが「いつか砂漠を走ろう」と思い続けてランニングと向き合ってみてはいかがでしょうか。

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