マラソン大会が雨だったときの対策について考える

マラソン大会が雨だったときの対策について考える

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沖縄、香港と立て続けに雨の中のマラソンになってしまった編集長の重松です。

雨、困りますよね。幸い私の場合は気温の高い南国でのマラソンで雨だったので、結果的に特に対策をしなくても大丈夫でしたが、それでもあとから「こうしておけばよかったな」というようなことがあります。

ここでは雨の日のマラソン対策について紹介します。

スタートまでは必ずポンチョを着ましょう

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雨の日のマラソンで一番気にしなくてはいけないことは、着替えてからスタートするまでに体を冷やさないということです。特にスタート地点に早く並ばなければいけない大型のマラソン大会では1時間近く雨の下で待機することになります。

走りに悪い影響を与えるだけでなく翌日以降に風邪を引く可能性が高くなります。スタート前はポンチョを着るようにしましょう。

軽量のアウトドア用のポンチョがおすすめですが、持って走りたくない人は使い捨て前提で100円ショップのポンチョを用意しましょう。スタート後もしばらく来ては知りたい場合はasicsなどから発売されているマラソン用のポンチョがおすすめです。

ゆっくりペースの人は最初から最後までポンチョを着て走ることをおすすめします。

雨の日のマラソンは速乾性の靴下を使いましょう

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雨の日にこだわる必要はないのですがマラソン大会では速乾性の靴下がおすすめです。安い綿の靴下だとシューズの中で足がぐちょぐちょに濡れてしまいます。ずっと水の中を走っているようなものです。

雨のマラソンを走ったあとに足の皮がふやけて白くなった経験がある人は最新の速乾性の靴下を試してみてください。どれでも大丈夫ということはありませんが、私はtabioのソックスを履いていました。

tabioのランニングソックスは土砂降りの中を走っても足が快適な状態に保たれるというすぐれものです。きっと他の高機能ソックスも同じように雨でも快適に走れるのかもしれません。キーワードは「速乾性」です。

予算が許すならインナーも用意しましょう

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本来は体の汗を吸い取ることを目的としたメッシュタイプの高機能インナーが発売されている。そこまで高機能でなくてもいいのでサッカー用などのメッシュタイプのインナーを用意してください。

これがあるだけで体の冷え方が変わってきます。走っているときもそうですがゴールしてから着替えまでがすぐにできないことありますよね。そういうとき汗で体がどんどん冷えていきます。かなりの確実で体調不良になります。

ランニング用のシャツの下にインナーを着るようにしてください。肌がいつも乾いた状態を保てるので冷え対策に絶大な効果があります。夏場の練習にも使えるので1枚か2枚持っておくと便利ですよ。

荷物は厳重に防水対策をする

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香港マラソンで走っているときは「雨が邪魔だな」ぐらいだったのですが、預けていた手荷物を返してもらって愕然としました。土砂降りの雨の中、荷物が屋根のない広場にそのままの状態で並べられていたのです。

荷物は専用のビニールの袋に入れておいたのですが「ないよりはマシ」程度で中に入っていたパンフレット等は開くこともできないレベルでぐしゃぐしゃでした。着替えも当然…

雨の日のマラソン大会で、荷物が確実に濡れないと分かっている場合を除いて預け荷物は厳重に雨対策をしましょう。ビニール袋を2重にするなり防水バッグに荷物を入れるなりしておきましょう。普段から防水バッグを預け荷物用のインナーに使っておくと便利です。

↓こういうの便利です。

まとめ

雨の日のマラソン大会には雨の日なりの楽しさがあります。しっかり雨対策をすることで「嫌だなぁ」という思いを少しでも減らしておきましょう。準備さえしっかりしておけばあとは走るだけです。

とにかく体を冷やさないことを一番に考えて雨の日のマラソン大会を楽しんでくださいね。

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