ちくわで栄養補給！高タンパク質・低脂質・低カロリーのすごいやつ

2019年9月27日

ストイックにランニングと向き合っているランナーさんは、食べ物に関しても、それぞれに工夫をされていることと思います。リカバリーのためにアミノ酸を積極的に摂ったり、練習後の食事はタンパク質を多めの食材を選んだり。

ランナーによっては、トレーニング後にプロテインなどを摂っている人もいますよね。最近はプロテインバーなども人気で、家に常備しているという人もいるようです。でも、そんな特別なものではなくもっと身近なすごい食材があります。

それが「ちくわ」で、高タンパク質・低脂質・低カロリーと、ランナーがトレーニング後の補給するのに最適な日本の伝統食ですが、なぜかこれまで注目されてきませんでした。

そこでここでは、ちくわが如何にすごいかについてご紹介しようと思います。

ちくわの栄養成分

まずはちくわの栄養成分について見ていきましょう。ちくわだけではわかりにくので、市販のプロテインバーと比較してみましょう。

100gあたりのタンパク質も1本あたりのタンパク質も、圧倒的にプロテインバーのほうが高いのですが、プロテインバーは1本150円くらいしますよね。セブンイレブンの「香ばしいちくわ 5本入」は、なんと130gで100円です。

圧倒的なコストパフォーマンスです。プロテインバーは1本食べると2本目を食べる気になりませんが、ちくわならあっさりしているので、何本でも食べられますよね。おそらく1袋130gなんて一瞬でなくなります。

そうなってくると、摂取できるタンパク質の量は逆転します。でも、カロリーも脂質も炭水化物量もちくわのほうが少ないので、食べても太りにくいわけですから、プロテインバーを選ぶ理由がありません。

もちろん、プロテインバーのほうが適している場面もあります。ただ、日常生活において、ちくわは思った以上に優れたタンパク源であることは分かってもらえたかと思います。

ちくわの原料は魚のすり身です。そこにでんぷんや卵白を加えて粘り気を出し、塩や砂糖で味付けを行います。ほとんどがすり身ですので、魚を食べているのとほぼ変わらないようなものですので、たくさんのタンパク質を摂ることができます。

さらに魚の肉には必須アミノ酸が多く含まれています。必須アミノ酸というのは人間の体に必要なアミノ酸なのですが、体内で作ることができないため、食べ物から摂取する必要があります。

ちくわの原料になる魚には、その必須アミノ酸がバランス良く含まれています。だったら魚でいいじゃないかと思うかもしれませんが、魚って思った以上に値段が高く、そして調理に手間がかかります。

ちくわは袋を開けて食べるだけです。その差は歴然ですよね。しかも全国どこのコンビニでも手に入ります。マラソン大会が終わったあとに手軽に買えてしまうわけです。すぐにでもビールを飲みたいという場合には、つまみになります。

さらには、ちくわには塩分と鉄分が多く含まれています。いずれもランナーが失いやすい栄養成分です。大量に含まれているわけではありませんが、不足分を補うことはできます。

ちくわはランナーにとって、スーパーフードと言っていいほど魅力的な食材のひとつです。練習後にちくわを咥えているのはちょっと様になりませんが、体のことを考えるならぜひちくわを取り入れてみてください。

鉄分の重要性については下記記事をご参照ください。

「ちくわはスポーツ選手に適している」それに気づいたのは練り物を中心に製造している食品メーカーの一正蒲鉾でした。ただ、ちくわを売るのではなく、より高タンパク質にすることで、さらに高い効果を得るように工夫して作られたのが「スポちく」です。

1本45gなのに、なんと7.3gものタンパク質を摂ることができます。通常のちくわの約1.3倍です。それでいてエネルギーは59kcal、脂肪は1gしかありません。

価格が1本158円ですので、あえてスポちくを選ぶ必要はないのですが、例えばラン仲間へのプレゼントなどには使えますよね。完走したご褒美にスポちくをプレゼントすれば、疲労回復にも役立ちます。

完走祝いやクリスマスプレゼント、忘年会の景品などでも、普通のちくわをプレゼントするよりも、確実に喜んでもらえます。ぜひ、こういう商品もあるのだと覚えておいてください。

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