日本一早いマラソンレポート「グリーパーレイス 夢の島 ぐるぐるリレーマラソン」

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1週間前の歴史ある青梅マラソンでしたが、今日はこれから歴史を刻んでいこうというリレーマラソン「グリーパーレイス 夢の島 ぐるぐるリレーマラソン」に参加してきました。
そこで感じた「手のひらサイズのマラソン大会」についてみんなに伝えます。

この「グリーパーレイス 夢の島 ぐるぐるリレーマラソン」は、大会名にあるグリーパーレイスが主催の大会です。
「グリーパーレイスってなんだよって」いう人のために簡単に説明。

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グリーパーレイスはイギリス生まれの「結ばないシューレース」です。
ちょっと特殊な構造をしているので最初は大変ですが、装着した感じはかなりよくて、そんへんはまた別レポートします。
このグリーパーレイスを日本に広めるための大会なので、参加者はもれなくグリーパーレイスもらえます。
3500円の参加費で1800円のグリーパーレイスがもらえる、なんともお得な大会。

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会場のオープンは9時ですが、9時の段階ではまだ夢の島陸上競技場に入れない?競技場の外に人が集まっています。
参加者は130人でチームは31チームのエントリーです。
グリーパーレイスはトライアスロンの選手が愛用していることもあり、会場に集まる人の多くはトライアスロンの選手。

なぜでしょう?
マラソン大会に来ているのにアウェー感が漂います。

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受付で参加賞のグリーパーレイスをもらって、早速装着。
付けるのに手間取って気がつけばスタートの30分前です。

学習院大学のトライアスロンチームが数チーム参加しているので、かなりのハイレベルな戦いが予想されます。
31チームって少ないかなと思ったのですが、レベルが高い人たちが集まるとやはり大会が締まった感じになります。

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コースは1.3kmの周回コースを16周+α。
21kmのハーフマラソンを1チーム3〜5名で走ります。
男子の部、女子の部、混合の部があり、男女は1位のみ、混合は3位まで表彰対象です。

運営はゆるい感じもありながら、相当しっかりしています。
臨機応変な対応がとても第1回の大会とは思えません。
レース中の実況もあり、周回コースですがどのチームが上位なのかすぐにわかります。

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あえて言うなら給水が用意されていないことがマラソンランナーにとっては気になりました。
トライアスロンで給水をどう考えているかはわかりません。
しかもほとんどの人が1周で襷をつないでいるので、自分でなんとかしろということなのでしょうが、参加人数が多くなると給水は必要かなと。

大会の位置づけが「練習会」のようなものであれば「給水は各自」ででもいいんですけどね。
1周を全力で走ったランナーはとにかくすぐに水がほしいんです。

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それ以外は見事な運営。
参加チームが多くなるとどうなるかはわかりませんが、100チームぐらいまでなら難なく運営してくれそうなスタッフがそろっています。

翌日開催される東京マラソンのような華やかさはありません。
そのかわり、手のひらサイズの安心感がここにはあります。
こういうサイズのリレーマラソンは殺伐としていませんし、とても心地よい空気感があります。

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それぞれがチームとしてベストを尽くし、運営側はそれをサポートする。
ゴールするすべてのチームにフィニッシュテープを用意する優しさは他の大会ではなかなか見られません。

「ちょっとリレーマラソン出たいよね」
「グリーパーレイスの大会がお手軽でいいみたいよ」

そんな感じで参加者が増えていくといいな、と思える大会です。

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すべてのチームが走り終えたあと、笑顔になっているのをみるだけで、この大会の素晴らしさがわかります。
勝ったチーム、順位は後ろから数えたほうがいいチーム。
みんないい顔をして会場を後にしていました。

ちなみにわたしの所属するRUNツバッ!は総合2位、男子2位の成績でした。
あやうく1位に周回遅れにされそうになって焦りましたが。

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一生懸命走るチームも、みんなでワイワイするチームも満足できる大会です。
次回開催はまだ未定ですが、ぜひ仲間と一緒に手のひらサイズのリレーマラソンを楽しんでください。
いつもよりもいい笑顔になってレース後の打ち上げに行けるはずです。

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