原宿のハラカドで開催中の「feel FLOW キャンペーン」に行ってきた

現在、アンダーアーマーが原宿で開催中の「feel FLOW キャンペーン」。アンダーアーマーの代表的なランニングシューズのソールテクノロジーである「UAフロー」をもっと多くの人に知ってもらおう、体感してもらおうということで、開催されているこのイベントの発表会のお誘いをいただいたので、キャンペーン初日に行ってきました。

「feel FLOW キャンペーン」そのものは1週間の期間限定ですが、アンダーアーマーは今後も原宿がランニングの新しい拠点になる可能性を提示するなど、「これから」を期待させてくれるイベントとなっています。具体的にどのようなキャンペーンになっているのか、詳しくレポートしていきます。

目次

アンダーアーマーが目指すこれからの原宿とランニングの関係

発表会ではまず、アンダーアーマーがなぜ「feel FLOW キャンペーン」を実施するのか、そしてどこを目指しているのかについて説明がありました。いろいろと細かいことはあるのですが、アンダーアーマーが目指しているのは、原宿がランナーにとっての新しい聖地になるということです。

原宿にはスポーツブランドの旗艦店がいくつもあり、国内で最もランニングアイテムが集まるエリアとなっています。ここではあらゆるランニングシューズが手に入りますし、個性的なランニングウェアも並んでいます。そしてそのすぐ近くには代々木公園や神宮外苑という、ランニングに適したエリアもあります。

ただ、ランナーにとってとても魅力的な条件が揃っているのに、実際にはそれらが直接的に結びついていないという課題がありました。原宿でランニングシューズを購入することと、代々木公園や神宮外苑を走ることが、それぞれ平行線になっており、交わることがあまりありませんでした。

アンダーアーマーがこれから行おうとしているのが、その2つの橋渡しになります。ただ橋渡しをするだけでなく、原宿で働く人たち、原宿で暮らす人たちにランニング文化を育ててもらい、スポーツを通じて社会を豊かにしようという狙いがあります。

具体的に実施しているのが、ハラカドにある銭湯「小杉湯原宿」とのコラボで、小杉湯原宿をランニングの拠点として利用できるように、シューズやウェアのレンタルを行っています。そして、すでに地元の企業を対象にランイベントも開催し、これからは一般の人でも参加できるランイベントやキャンペーンも行っていくとのこと。

ここで面白いのは、現時点ではアンダーアーマーのショップが原宿にないということです。このことからも、アンダーアーマーの本気度が伝わってきます。いずれ原宿にアンダーアーマーのショップができる可能性もありますが、現時点では「原宿をランニングの新しい聖地にする」ためだけに、さまざまな展開を行っています。

まずは、アンダーアーマーがそんな活動をスタートさせたということだけでも、頭の片隅に置いておいてください。

UAフローを実際に試し履きできる

アンダーアーマーがなぜ「feel FLOW キャンペーン」を実施するのか、何をしようとしているのかをわかってもらえたところで、ようやく今回のキャンペーンで何ができるのかについてご紹介します。今回のキャンペーンで最大の目玉となるのがUAフローを搭載したシューズの試し履きです。

試し履きできるのは、トップアスリートも着用しているレーシングモデルの「UAベロシティ エリート2」と、UAフローテクノロジーのベースともいえるスタンダードモデルの「UAベロシティ4」。そして、発売されたばかりの「UAベロシティ プロ」の3モデル。

アンダーアーマーのランニングシューズはフィット感を大事にしていることもあり、その結果としてモデルごとに自分の足にあうサイズが異なることがあります。このため、普段は26cmを履いている場合でも、25.5cmや26.5cmなどの小さめや大きめも試してみる必要があります。

「feel FLOW キャンペーン」のポップアップスペースでは、時間をかけて自分に合うかどうかの確認ができ、しかもランニングシューズに詳しいスタッフがアドバイスをくれるので、自分の足に一体化するようなフィット感のシューズを購入できるようになっています。

できればトレッドミルがあって、そこで試走できるとなおよかったのですが(走らないとUAフローの魅力がわからないところもあるので)、それは今後のキャンペーンイベントに期待しましょう。

また、試し履きをしてアンケートに回答すると(購入しなくてもOK)、オリジナルステッカーをプレゼントしてもらえて、さらにはその場でクレーンゲームに挑戦できます。クレーンゲームの1等はなんと「UAベロシティ エリート2」。ちなみにクレーンゲームのアームはかなり強化されているので、カプセルの捕獲率が高くなっています。

それだけでなく、先着で人気イタリアンジェラート店「Giolitti」とのコラボ限定オリジナルジェラート(ココナッツ×バナナ)の無料引換券、または、地下1階「小杉湯原宿」で使えるRUN & SENTO体験チケット(ロッカー利用、ウェア・シューズのレンタル、ランニング後の入浴)もプレゼントしています。

UAフローを体験するだけで、これらのサービスを受けられるのですから、参加しないともったいないですよね。発表会ではジェラートもいただいたのですが、濃厚で素材の味がしっかり伝わってきました。ランニングのあとの補給にぴったりで、RUN & SENTO体験チケットとどちらを選べばいいかかなり悩ましいところです。

さらに、ハラカドを拠点としたランニングマップが紹介されていたり、シューズの分解モデルが展示されていたりと、ランナーにとって興味深い展示となっています。サブ3タレントでもハリー杉山さんのサインとコメントが書かれたボードもあるので、ファンの方は要チェックです。

ハラカドがランナーのオアシスになる理由

ポップアップスペースを見学したあとは、ランニングイベントを体験しました。アンダーアーマーは銭湯ランを楽しめるランニングコミュニティ「UA RUN CREW 原宿」が常時開催されており、今回はそのランイベントと新しいランニングシューズ「UAベロシティ プロ」を体験しました。

「UAベロシティ プロ」については近いうちにシューズレビューを公開しますが、ハラカドの銭湯「小杉湯原宿」で借りることもできます。アンダーアーマーのUAリワード メンバー(無料アプリ会員)なら無料で借りられるので、事前に会員登録しておくのがおすすめです。

会員特典の詳細についてはこちらをご確認ください。

今回はハラカドから代々木公園へと向かいましたが、その距離なんと500m。ウォーミングアップしながら移動するのにちょうどいい距離です。しかも裏道を使って代々木公園へと迎えるので、通行人との接触リスクも少なく、安全に移動できます。

もっともUAフローを搭載したシューズはストップ・アンド・ゴーがしやすく、切り返しも自由自在ですので、人が多い原宿の交差点付近を通って神宮外苑や国立競技場に向かうときでも、安全なライン取りがしやすく快適にジョグ移動できるのですが。

代々木公園内のランニングは普通の公園ランではありますが、コースを無数に組むことができ、しかもプチトレイルのように走ることもできるので、その日の気分に合わせたランニングを楽しめます。ただ、週末は人が多くなるので早朝や夕方以降のランがおすすめ。

小杉湯原宿は7時から23時まで営業しており、早朝ランニングのあとに汗を流すこともできるので、原宿周辺の会社に勤めている人であれば、仕事前に軽く走るなんてこともできます。もちろん残業した日も走れますし、仕事の合間のリフレッシュとして銭湯ランすることもできてしまいます。

嬉しいのは走って戻ってすぐに湯船に入れて、しかも水風呂も用意されているので銭湯なのに交代浴までできてしまいます。そして、走ったあとには生ビールを飲めてしまうのも素晴らしいポイント。小杉湯原宿では泡まで美味しくなる特別なビールサーバーがあり、銭湯ランをワンランク上の体験に仕上げてくれます。

ここはまさにランナーのオアシス。ただ、現時点ではコインロッカーの数が限られているため、ランニング前に使おうと思ったら、ロッカーが埋まっていたなんてこともあります。その場合には、原宿駅や明治神宮前駅のコインロッカーや、竹下通りのコインロッカーを利用するのがおすすめです。

原宿駅周辺のコインロッカー情報:https://media.jreast.co.jp/articles/707

この週末は原宿で「feel FLOW キャンペーン」に参加しよう

原宿が新しいランニングの聖地になるには数年かかるかもしれませんが、「feel FLOW キャンペーン」はその可能性を感じることができるイベントでした。そしてUAフローを搭載したシューズが原宿という街やその周辺との相性もよく、面白いシューズであることを感じることができました。

「feel FLOW キャンペーン」は9月10日まで開催されますので、ぜひこの週末はハラカドでキャンペーンに参加し、そのあと小杉湯原宿を拠点にしたランニングを楽しんでみてください。いつものランニングとは違った東京や、アンダーアーマーが描く未来を感じることができるはずです。

そのときには、UAフローを体感しやすい「UAベロシティ プロ」を借りてみるのがおすすめです。ただし土日は混雑しやすく、銭湯は順番待ちになることもあるので、時間に余裕を持ってランニングの計画を立てるようにしてくださいね。

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