環境に対してランナーのできること

マラソンは自然の影響を受けやすスポーツです。雨の中を42.195km走らなくてはいけないこともありますし、30℃を超えるような気温の中を、何時間も走ることもあります。トレイルランニングになると、向き合うのは自然そのものです。

ここ数年は、マラソン大会が台風で中止になることも増えてきました。

このように、ランナーと自然は切っても切れない関係にあります。だからこそ、ランナーとして環境問題にどう向き合っていくかということが、とても大きなテーマのひとつとして注目され始めました。

まず最初のステップとして、各スポーツブランドが環境改善に向けての活動を数年前から進めています。ナイキはフライニットによって、シューズ製作工程で発生する廃棄物を60%削減しました。

パタゴニアは2001年から、売上高の1%以上を環境保護団体に寄付する「1% For The Planet」という企業同盟を共同設立しています。この企業同盟には1000社以上の企業が名を連ねています。

そして、最も大きな動きを見せているのがアディダスです。

海洋プラスチック廃棄物をなくすための活動として、Parley For The Oceansと協力して、様々なイベントを開催し、海洋プラスチック問題を認識してもらうためのアイテムづくりに力を入れています。

現在開催中のRUN FOR THE OCEANSでは、ランニングアプリ「Runtastic」内のチャレンジに参加をすると、1km走るごとに1ドルが「PARLEY OCEAN SCHOOL PROGRAM」寄付されるなどの活動も行っています。

メーカーは儲けていればいいという時代ではなく、利益を地球環境に対して還元していく時代にシフトしています。それはただの慈善活動というのではなく、メーカーとしての義務や使命に近い感覚で活動しています。

社内からは徹底してプラスチック製品を排除し、製品としては海洋プラスチックを原料にしたランニングシューズを開発しています。2019年には海のプラスチック廃棄物をアップサイクルした素材を採用したシューズを1100万足製造すると宣言しています。

さらに、そこから1歩踏み出して、今度はユーザーも巻き込んだ大きなムーブメントを作り出そうとしています。それが、FUTURECRAFT.LOOPとTAKE BACK PROGRAMです。

FUTURECRAFT.LOOPでは100%リサイクル可能なランニングシューズの開発が行われ、すでにベータ版プログラムが始まっています。実際に履いたランニングシューズを回収し、素材を溶かして糸に生まれ変わらせて、その糸を使ってまたランニングシューズを作ります。

このプロジェクトが成功すれば、プラスチック素材を可能な限り長く使い続けることができるようになります。

TAKE BACK PROGRAMは、不要なアパレルやシューズを回収し、使えるものは別の場所で活用し、すでに商品としての寿命を迎えたものは、リサイクルして、また新しいアパレルやシューズに生まれ変わるプログラムです。

日本国内では全国にあるアディダスの14店舗でアパレルやシューズの回収ボックスがすでに設置されており、使わなくなったアイテムを持っていけば回収してもらえいます。

履かなくなったシューズを捨てていた人もいるかともいますが、アディダスの店舗に持っていけば回収してもらえ、そしてそのシューズが誰かのシューズへと生まれ変わります。これってとても素敵なことだと思いませんか?

限りある資源だから無駄遣いをしないこと。そこから進んで、資源の再利用を進めていく。そのための流れを各スポーツメーカーが取り組み始めていますので、ランナーとしてはそれらを活用したいところです。

ランニング中やマラソン大会中にポイ捨てしないのはもちろんのこと、目についたゴミは拾う。ゴミ拾いランをする必要はありませんが、目の前にあるゴミを拾ってポケットに入れるくらいの心の余裕は欲しいところです。

それくらいのことで環境が劇的に良くなるわけではありませんが、でも何もしないよりはプラスです。

また、新しいランニングアイテムを購入するときには、環境を意識した商品を選ぶということもできます。今はほとんどのメーカーが環境対策として様々な活動をしていますので、賛同できる活動をしているメーカーを選ぶのも、ランナーとしてできることのひとつです。

四六時中、環境について考える必要はありませんが、少なくとも今こうして当たり前のようにランニングできているという状況は、何もせずに未来まで続くわけではないという意識を頭のどこかで持っていてください。

次の世代、そしてその次の世代に「自由に走れる環境」を引き継ぐためにも、普段の生活や商品の購入の中に、ほんの少しだけ「環境改善」の意識を持っておいてもらえれば、少しずつ世の中は良い方向に向かっていきます。

まずは使わないシューズや着なくなったウェアがあれば、下記アディダスのショップに持っていって、TAKE BACK PROGRAMに参加してみませんか。ちなみに、このプログラムに参加すると15%OFFクーポンがプレゼントされます。

そのクーポンを使って、海のプラスチック廃棄物をアップサイクルした素材を採用したシューズやウェアを購入する。そのサイクルが世界の海をゆっくりときれいにしていくと思うと、ちょっと素敵なことですよね。

小さいなことからコツコツと。

環境改善はマラソンと同じです。いきなりゴールに到達することはありません。でも続ければ必ずゴールは近づいてきます。だからこそ、ランナーとしてできることを、ひとつひとつ積み重ねていきましょう。

TAKE BACK PROGRAM対象店舗

アディダス ブランドコアストア 札幌北海道札幌市中央区北2条東4丁目
サッポロファクトリー2条館2F
アディダス ブランドコアストア 大阪大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-2-21
アディダス ブランドコアストア 池袋東京都豊島区南池袋1-19-5
南池袋共同ビル1・2F
アディダス ブランドコアストア 名古屋愛知県名古屋市中区栄3-14-15
アディダス ブランドコアストア 広島広島県広島市中区本通8-23
本通ヒルズ1・2F
アディダス ブランドコアストア 福岡福岡県福岡市中央区天神2丁目4番27号
嘉穂無線天神Aビル・イースト
アディダス ブランドコアストア 仙台宮城県仙台市青葉区中央2-4-5
アディダス ブランドコアストア 六本木東京都港区六本木6-10-1
六本木ヒルズ森タワー ヒルサイド2F
アディダス ブランドコアストア 渋谷東京都渋谷区宇田川町23-5
アディダス ブランドコアストア お台場東京都港区台場1-7-1
アクアシティお台場3F
アディダス ブランドコアストア 新宿東京都新宿区新宿三丁目27-4 1-3F
アディダス ブランドコアストア 原宿東京都渋谷区神宮前4-31-10
ワイ・エム・スクウェア原宿1F
アディダス ブランドコアストア 二子玉川東京都世田谷区玉川1-14-1
二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット1F
アディダス ブランドコアストア 京都京都府京都市下京区四条通寺町西入奈良物町360