以前、東京坂道ランということで、東京駅をスタートに1日にどれだけの坂道を走れるのかという挑戦をしました。そのときに走った坂は73坂で、東京に700以上あると言われる坂道の1/10。このままでは終われないということで、第2弾をしてきました。
今度のスタートは新宿です。新宿から東に向かって、中央線沿いの坂道を走り、神楽坂で折返し。そこからは時間のある限り西に向かうコース設定。ただし、細かくは決めておらず、その場で地図を見ながらの走ります。
東京23区の坂道
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ただし、実際に走ったのは7月末で日中の気温が35℃を超えるような猛暑日でしたので、午後はほぼ散歩状態でした。そのため走った坂の数も少なかったのですが、今回も美味しいものを食べて楽しい時間を過ごせました。
今回は2人の参加者がいましたので、午前8時に新宿駅南口に集合してそこから東新宿方面に向かいます。
新宿にも少し裏にはいると住宅地があるということに驚きながら、最初に向かったのは天台寺門宗大聖院。ここには山吹坂と不動坂の2つの坂があります。あまり知られていませんが、この新宿の裏あたりは坂道がたくさんあります。
新宿区内の坂にはきちんとこのような標識が立っていて、その坂の由来が書かれていますが、そのほとんどが「◯◯と思われる」といった曖昧なものばかり。江戸時代の命名ですから記録も残っていないのでしょう。
夏目坂はもちろん夏目漱石の「夏目」に由来します。ただし、ここを夏目坂と呼ばせたのは漱石の父で、漱石はいいところの「坊っちゃん」だったわけです。
滝の坂が初めての標識のない坂道でした。名前から想像するに、滝のような急坂だったのでしょう。比較的なだらかな道でしたが。
焼餅坂も標識は見当たらず。
今回、最初のもぐもぐタイムはアートブレッドファクトリー 東京店さんの、冷やしあんぱん。生クリームホイップとあんこの組み合わせが絶妙なあんぱんでした。こういう美味しいものに出会えるから東京坂道ランは止められません。
新五段坂は防衛庁の西側にある坂で標識がありません。
台町坂は大きな坂だったからか標識なし。
安保坂は標識なし。
坂町坂を上ると曙橋周辺の坂道が終わります。ここからは市ヶ谷を経て飯田橋へと向かいますが、市ヶ谷は前回クリアしているので、ここはスルーして飯田橋に向かいます。ただ、前回見つけられなかった高力坂の案内板があったので載せておきます。
東京の坂の中でも全国区の知名度を誇るのが神楽坂。実際に上ったのは初めてで、こんなオシャレスポットがあるだなんて上京して20年以上知りませんでした……坂の上は行ったことあのですが。
せっかくですのでここでもぐもぐタイム。
北のプレミアムフード館でハンバーグのセット。これはこれで美味しかったけど、他の人が頼んでいたカレーライスが正解だったかと。ここはフルーツのスイーツも充実しているので超オススメです。
ランチ後は散歩しながら神楽坂周辺の坂をクリアしていきます。相生坂だけなぜか2つありますが、おそらく昔は大きな1つの坂だったのかもしれません。区画整理で分割されてしまったのか。
さすがに気温が上がってきたので、赤城神社でもぐもぐタイムです。
オシャレスポットのあかぎカフェ。自分ひとりだったら絶対に入れないカフェ。でもこの日はお供がいましたので、堂々と入店し、ソルベで体を冷やして後半戦に備えます。
地蔵坂を通過して、神楽坂周辺の坂は終了。次は早稲田大学方面に向かいます。
早稲田大学の敷地を突っ切るように通っているグランド坂。カタカナの坂道はこれまでで初めてかもしれません。早稲田の坂を終えて次は下落合方面へと進んでいきます。
ここからは同じ丘を何度も上ったり下ったりが繰り返されます。日も沈んできましたが、まだまだ気温は高め。無理ない程度のジョギングしながら中野方面に向かいます。
中野の八坂を終えて、ここからはもう新宿に戻るだけです。その途中に3つの坂があるのでクリアしていきます。
今回は暑さもあってあまり進めませんでした。それでも65坂ですので、前回と合わせて100を超えました。まだまだ600近く残っていますが、コツコツと積み重ねていくつもりです。
坂道の数:65
走行距離:33.79km(計測不足のため実質36km)
高低差:243m