新年から大阪から伊勢神宮までおみくじを引きに走ってきた

OLYMPUS DIGITAL CAMERA元旦からすでに10日経過していますが、1月2日から4日までの3日間で大阪の高麗橋から伊勢神宮まで走って初詣してきました。目的は伊勢神宮のおみくじ。新しい1年を占うためにもここはやはり伊勢神宮でしょう。

1月1日の夜行バスに小田原から乗り込み、到着したのは大阪梅田。1月2日の早朝、まだどこのお店も開いていなく、朝ごはんの確保すらむずかしい状況でした。

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初日:大阪高麗橋から三輪

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8時のスタートには大阪在住のラン仲間が駆けつけてくれて、2人でのスタートです。まず向かうは暗峠。下調べゼロで行ったら、どうもかなり厳しい峠らしく、日本三大酷道のひとつになるとかならないとか。

たしかにかなりの急坂。これを毎日走れば山の神になれそうなレベルの勾配が続きます。しかも車1台がなんとか通れる道幅の国道(酷道)。初日で足が元気でなければここで潰されていました。

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暗峠でもう1人のラン仲間が合流し、一気に奈良県に突入。古都奈良を走るのは人生初めてのことです。途中で足湯に入ったりと、ゆとりのある出だしなのですが、このあと一気に疲労が出て、足湯以降単独ランだったのですが奈良駅までは走ったり歩いたり。

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奈良駅ではクレイジーランナーの三州ツバ吉さんと合流。ふたたびやる気が湧いてきます。1人の旅ランもいいのですが距離を伸ばすには複数人いたほうが安定してスピードが出ていいですね。

19時ぐらいに三輪のゲストハウスに到着です。新年の走り始めは52kmでした。

2日目:三輪から多気

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2日目は81kmのロングランステージです。旅ランはいつも2日目が体が重い状態になります。今回も同じように身体中が痛い状態で朝の5時にゲストハウスを出発です。

まずは峠に向かって軽く上り。とても80km以上走れる気がしないのですが、それでも着実に前に進みます。途中50km以上もコンビニがない区間があります。それぐらの山奥を走っているということなんですよね。

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昔の人はこんな道を歩いたのだと思うような風情のある道もあれば、廃村になって心霊スポットのような村もあります。江戸時代は宿場町として栄えていた村でもいまでは誰も住めないような僻地。

60km地点にある高低差300mはある下り坂が疲れた足に追い打ちをかけます。下りだから楽じゃないかと思うかもしれませんが、超長距離において下りは足に負担をかける大敵です。

なんとか22時にホテルにチェックイン。ホテルのバスタブを乗り越えられないぐらいにまで自分の足を追い込んだ2日目でした。

3日目:多気から伊勢神宮

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最終日の残りは25kmもありません。ただし足はまったく言うことをききません。歩いては走るの繰り返し。昔の人はおそらく5日から6日で歩いたのでしょう。どんな人でもそれぐらいは歩けた時代はすごいですよね。

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11時過ぎに無事外宮に到着です。お参りを済ませて向かったのは本命の内宮です。外宮からの約4kmの距離。これほど長く感じた4kmは初めてです。しかも微妙に上りなんです。何の嫌がらせでしょう。

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13時前になんとか伊勢神宮の内宮に到着です。お参りをしてここからが目的のおみくじです。ところが…

おみくじ売ってません!

伊勢神宮っておみくじ売ってないんです。驚愕の事実にさすがに動揺しました。だっておみくじ引くために170km走ったんですよ。でもないんです。

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覚えておきましょう。初詣に大阪から伊勢神宮まで走って行ってもおみくじは売っていません。おみくじなんかに頼らなくても伊勢神宮に来たことですでにそれは大吉なのだと思うことにしました。

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大阪から伊勢神宮までの伊勢本街道を走る初詣ラン。これ大阪のランナーにぴったりです。ぜひ来年走ってみてください。初詣にこだわらなければ春の温かい季節にぴったりですよ。

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