現在クラウドファンディングのMakuakeで販売中の「SLEEP OASIS ⻘学駅伝式 コンディショニングマットレス」。RUNNING STREET 365でも少し前にご紹介しましたが、ライズTOKYOさんにご提供いただき、実際に使用することができましたので、本当にコンディションが整うのか試してみました。
結論から言えば「買い」のアイテムですが、使用シーンを考慮して活用する必要があります。「SLEEP OASIS ⻘学駅伝式 コンディショニングマットレス」がどのようなシーンで役立つのか、どのような人におすすめなのか、詳しく解説していきます。
思ったよりも大きなサイズで寝っ転がれる
手元に届いた「SLEEP OASIS コンディショニングマットレス」は折り畳まれた状態で専用ケースに入っていたのもあって、コンパクトという印象。でも専用ケースから出して広げてみると、想像していた以上の大きさにびっくりです。161cmの私が寝っ転がると、背中から腰、お尻としっかりと収まります。
商品紹介として「遠征先での睡眠にも使える」となっているのですが、このサイズだと体が収まらないから無理では?なんて思っていたのですが、枕をセットすれば上半身はコンディショニングパッドに収まり、厚さがそれほどなく、なおかつ変形するので床とパッドの段差は気になりません。もちろん床ではなく、マットレスの上に敷くという使い方もOKです。
体が大きな人だとはみ出てしまうかもしれませんが、肩から足の付根までを計測してみて、80cm以内に収まるなら問題なく睡眠時にも使えます。おそらく身長が180cmくらいまでなら対応できそうですが、上半身のサイズは人それぞれなので、大柄な人はきちんと計測して確認しておきましょう。
椅子やクッション、ストレッチ時のマットとしてのサイズ感は十分あり、狭すぎるということはありません。スペースが十分にない場合には、折り畳んで半分のサイズにできるので、マラソン会場の着替えスペース(体育館など)でも周りに迷惑をかけることなく使えます。
コンディションが整い眠るのが楽しくなる
残念ながらしばらく遠征に出かける予定がないので、移動中には使用していませんが、仕事をするときのクッションとして、そして寝るときのマットレスとして活用しています。まだ使い始めて数日ですが、もはや手放せないアイテムとなっています。
私は柔らかい布団が苦手で、ふかふかの布団だと背中から腰が張ってしまうため、これまでは簡易畳にヨガマットを敷いて寝ていました。それくらい硬い床でも問題がなかったのですが、時々疲労が抜けきらないことがあり、ずっとライズTOKYOさんのマットレスを買うかどうかで迷っていました。
そのタイミングで「SLEEP OASIS ⻘学駅伝式 コンディショニングマットレス」を提供していただいたので、まずは寝るときに使ってみました。厚みがそれほどなく少し素材感はあるものの、程よい弾性があって体が面で支えられている感覚があります。
背中から腰にかけて面で接触しているので、どこかに力が集中して痛くなるということはありません。ただ、朝起きたとき「劇的に変わっている!」と言いたいところですが、私の感覚としてはそこまでの変化は感じません(普段から寝起きがいいのもあります)。
それでも目覚めてから活動を始めると、これまでとは違う感覚であることに気づきます。とにかく体がいつも以上に動きますし長時間の運動をしてもこれまでほど疲れません。最後まで疲労感なく運動ができるので、コンディショニングマットレスを使うことで睡眠時の疲労回復が促されたのかもしれません。
そしてこの快適な状態に気づくと、「早く寝っ転がりたい」と気分になります。これまでは睡眠を削ってでも作業をしようとしていましたが、夜になって寝床につくのが楽しみになり、いつもよりも早めに作業を切り上げて就寝するようになりました。
また、「SLEEP OASIS ⻘学駅伝式 コンディショニングマットレス」は内部のファイバーを取り出すことができるので、カバーもファイバーも洗うことができて衛生的なのも嬉しいところ。汗をかきやすい夏場でも快適な状態を維持できます。
椅子に座っての作業で姿勢を保ちやすい
寝ているとき以外は自宅作業の椅子に敷いて使っています。以前は低反発座布団を使っていましたが、こちらも座布団がない硬い椅子の状態のほうが作業効率が高いことがわかっていましたが、硬い座面に何時間も座っているとお尻が痛いので、手元にあった低反発座布団を使っていました。
この低反発座布団を「SLEEP OASIS ⻘学駅伝式 コンディショニングマットレス」に置き換えたわけです。そうすることで、しっかりと座面を感じつつも程よいクッション性があるので、硬さがあるけどお尻が痛くないギリギリのところで作業できます。
座面の硬さを感じられると、上体を引き上げやすく、背骨が曲がって猫背になるのを防いでくれます。猫背を防止できるので呼吸もしやすく、集中力の維持ができるといったメリットを感じています。滑り止めが効いているので、椅子から滑り落ちないというのも嬉しいポイントのひとつ。
そう、コンディショニングマットレスは滑り止めが効いているのがいいところで、寝ているときもマットレスが動いてしまうということがありません。地味なところですが、細かいところまでよく考えて作られています。
もうひとつ地味なところですが、チャックがついているので広げたときには1面となりますが、チャックを折りたためば座椅子スタイルでも使えます。マラソン遠征で夜行バスに乗ることもあるのですが、座面が快適になりそうなので早く試したいところです。
いずれにしても、正しい姿勢や体に負荷を掛けにくい姿勢を維持できるのがコンディショニングマットレスの魅力です。寝るときはもちろんのこと、仕事中に姿勢を崩しがちな人にも取り入れてもらいたいところです。
割引されているうちに買っておくべきアイテム
「SLEEP OASIS コンディショニングマットレス」は現在クラウドファンディングのMakuakeで販売されています。すでに目標額の10倍を超える支援があり、かなり多くのランナーから注目されています。Makuakeでは45%OFFの超早割モデルが200枚用意されているので、11,979円(税込)の格安価格で購入できます。
通常価格が2万円でも、得られる効果を考えたときにはコストパフォーマンスが優れているのに、その45%で販売ですから、このチャンスを逃すのはもったいないですよね。後になって「あのとき買っておけばよかった」となるくらいなら、このタイミングで購入しましょう。
睡眠の質や遠征時の移動での疲労というのは、マラソン大会の結果だけでなく日々のトレーニングの質にも影響します。毎日使うものですので、自分のコンディション維持にこだわりたい人はぜひ導入を検討してみてください。
バスや車での移動・遠征が多い人におすすめ
青山学院大学 陸上競技部 原晋監督とのコラボアイテムとして、すでに「SLEEP OASIS コンディショニングパッド」が発売されており、さらに持ち運びだけを考えたときには、コンパクトな「SLEEP OASIS モバイルパッド」があります。
コンディションを整えるためのアイテムが、ライズTOKYOから3種類発売されており、購入検討するときに迷ってしまいますが、それぞれに適した用途がありますので、それぞれ使い分けるか、もしくは自分の用途に合ったものを選んでください。
自宅でコンディションを整えたいのであれば、まずは通常のマットレス「SLEEP OASIS クリーン アスリート」をベースにするのがおすすめです。そのうえで遠征先でも快適な睡眠環境を得たいなら、「コンディショニングパッド」をプラスしましょう。もし移動中の体の負担が大きいと感じているのであれば、「⻘学駅伝式 コンディショニングマットレス」を活用してください。
予算が限られているなら「モバイルパッド」です。「⻘学駅伝式 コンディショニングマットレス」と同じような使い方ができるのに、税込で8,789円とリーズナブルです。ただし使い勝手という意味では折りたたみできる「⻘学駅伝式 コンディショニングマットレス」のほうが便利です。
大事なのは自分の用途に適したアイテムを選ぶということです。もちろん青山学院大学の選手と同じものを使いたいという考え方もありですが、せっかく購入するなら、最高の満足度を手に入れたいですよね。
- コンディショニングパッドより携帯性が高い
- モバイルパッドよりひと回り大きい
- モバイルパッドより使い勝手が良い
- 他のコンディショニングアイテムより利用できるシーンが多い
これが他のコンディショニングアイテムとの違いです。とても魅力的なアイテムですが、基本的な考え方としては「移動の快適さ」に特化したアイテム。マラソン遠征でバスや新幹線での移動やホテルでの宿泊が多いという人であれば、きっと満足できるはず。
遠征時も睡眠の質をキープしたいという人は、「SLEEP OASIS コンディショニングパッド」を、持ち運びの利便性を追求したいという人はコンパクトサイズの「SLEEP OASIS モバイルパッド」も選択肢に入れておきましょう。他にも通常のマットレスもありますので、自分の用途に適したアイテムを選びましょう。
ちなみにランナーにおすすめなのは、普段の睡眠に「クリーン アスリート」を使い、遠征で「⻘学駅伝式 コンディショニングマットレス」を使うという組み合わせ。まずは「⻘学駅伝式 コンディショニングマットレス」を購入してみて、満足できればマットレスの購入も検討してみてください。