耳をふさがないお手頃価格のワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS RunFree」を使って走ってみた

ランニングと音楽はとても相性がよく、リズミカルに走れるようになるだけではなく、長時間のランニングでも飽きることがないので、1人で長い時間走るのが苦手という人にはぜひ音楽を聴いて走ってもらいたいところです。ただ、耳をふさぐタイプのイヤホンは安全性を考えるとNG。

そうなると骨伝導ワイヤレスイヤホンという選択肢になりますが、付け心地のいい骨伝導ワイヤレスイヤホンは高額で、安いモデルは振動が気になってしまいます。そこでご紹介したいのがお手頃価格で購入できるワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS RunFree」です。

目次

SOUNDPEATS RunFreeの魅力

音楽を聴きながら走るときに必須なのが、外音をしっかりと聞き取れること。後ろからやってくる車やバイク、自転車の音、周りの人の会話を聞き取れる状態にしておかないと、さまざまな危険を回避できずに大事故につながってしまいますので、絶対に安全な環境でなければ耳をふさぐタイプのイヤホンはNGです。

そうなるとランニングイヤホンの選択肢が骨伝導ワイヤレスイヤホンか、耳元で音を鳴らしてくれるタイプのイヤホンのどちらかを選ぶことになりますが、高音質なものを選ぼうと思うといずれも高額になります。かといって安いモデルは音質が悪くて音楽を楽しめないものもあります。

私自身もリーズナブルな価格のオープンイヤーワイヤレスイヤホンを使っていますが、音質がよくないという点が不満で買い替えを検討していました。そんなときにSOUNDPEATSさんが「新製品が出るので使ってみて欲しい」と声をかけてくれました。

SOUNDPEATS(サウンドピーツ)は、2013年創業のワイヤレスイヤホン販売メーカーで、お手頃価格でイヤホンを提供していることから徐々にシェアを拡大しています。そんなSOUNDPEATSが手掛けたランニング用のワイヤレスイヤホンがSOUNDPEATS RunFreeです。

外観は骨伝導ワイヤレスイヤホンのようですが、耳の近くで音を鳴らすタイプのオープンイヤーイヤホンになります。オープンイヤーですので周囲の音をしっかりと聞き取れるのが特徴で、そして何よりも低価格であるとことがSOUNDPEATS RunFreeの魅力です。

ただランナーにとって重要なのは、ランニングを快適にしてくれるのかどうかですよね。そこで今回は実際にSOUNDPEATS RunFreeを装着して走ってみた内容について詳しくレビューしていきます。

嫌味のないフィット感で走りに集中できる

SOUNDPEATS RunFreeは装着感を重視して設計されたワイヤレスイヤホンですが、最初に装着したときには「少し緩いかな」という感覚があり、実際に走ってみたら振動で揺れる感じがありました。そのあと、撮影などしているうちにいつの間にかジャストフィット。

どうやら最初に眼鏡をつけた状態でSOUNDPEATS RunFreeを装着したのがよくなかったようで、撮影のために眼鏡を外したことで正しい位置にセットされ、しっかりフィットしたようです。そうなると眼鏡が振動で揺れるのでは?と思うかもしれませんが、不思議なもので眼鏡はまったく揺れません。

このため、眼鏡やサングラスを併用する場合には着用する順番に気をつける必要がありますが、ワイヤレスイヤホンにありがちな「眼鏡と併用できない」という心配はいりません。もちろん眼鏡の形状も関係しますが、少なくとも一般的なデザインの眼鏡を使っている私は問題なく使えています。

フィット感を高めようとすると、どうしても圧迫感が出てしまいますが、SOUNDPEATS RunFreeのフィット感はほどよく、ランニング中に落ちてしまう不安はありませんし、装着し続けてストレスになることもなく走りに集中できます。

このフィット感を実現するのに形状記憶合金であるNi-Ti(ニッケル・チタン)合金を採用しており、耳元で頭の左右から挟み込むような感じでフィットします。強度や耐食性にも優れている合金ですので、長く使い続けられるといったメリットもあります。

音楽もラジオもクリアに聞こえる

SOUNDPEATS RunFreeの魅力はフィット感だけではありません。SOUNDPEATSの最新技術を導入しており、低音もしっかりと聴くことができるので、私が使っていた安価なオープンイヤーワイヤレスイヤホンよりも、クリアなサウンドを楽しめます。

私は音楽だけでなく、ラジオを聴きながら走ることもあるのですが、会話もきちんと聞き取れます。そんなの当然と思うかもしれませんが、1万円以下の格安オープンイヤーワイヤレスイヤホンだと「聞こえないことはないけど……」というレベルの商品も少なくありません。

ところがSOUNDPEATS RunFreeは音質が高いだけでなく、SOUNDPEATSアプリを使うことで音質のカスタマイズができてしまいます。耳の聞こえ方というのは個人差があり、SOUNDPEATSアプリを使うことで個人に最適化してくれるので、よりしっかりと聞けるようになります。

曲調にあわせたイコライザーセッティングを選ぶこともできるのはもちろんのこと、自分で細かくカスタマイズすることも可能。オープンイヤーイヤホンの場合「聞こえればいい」としているものも少なくありませんが、SOUNDPEATS RunFreeは自由に音を調整できてしまいます。

ちなみにランニング中に電話がかかってきたのですが、相手の声もきちんと聞き取れました。むしろSOUNDPEATS RunFreeを付けて会話したほうが声がクリアになるので、Web会議などでも重宝することになるかもしれません。

音漏れは少ないけど利用シーンを選ぶかも

オープンイヤーワイヤレスイヤホンを使うときに気になるのが「音漏れ」ですよね。SOUNDPEATS RunFreeは音漏れが少ない構造を採用しているのですが、オープンイヤーゆえにそれには限界があります。たとえば混雑しした電車内で音楽を聴こうとすると、音量によっては周りの人に迷惑をかける可能性があります。

このため、おすすめの使い方としてはランニングと自宅専用とすること。これなら音漏れを気にせずにSOUNDPEATS RunFreeを使って音楽を楽しめます。通勤や通学で電車に乗るときに音楽やラジオ番組を楽しみたいなら、音漏れしないタイプのイヤホンを利用したほうが安心です。

2つも買えないと思うかもしれませんが、移動用のイヤホンもSOUNDPEATSで選べば出費を抑えられます。たとえば「SOUNDPEATS Truefree 2」なら5,000円以下なので2つ購入しても1万円ちょっとしかかかりません。

最近はランニングシューズを使い分けるという考え方が定着してきましたが、ワイヤレスイヤホンも利用シーンによって使い分けるのがおすすめです。そういう意味ではSOUNDPEATS RunFreeはランニング専用と割り切って購入するほうがいいかもしれません(私は自宅用としても使っていますが)。

また、オープンイヤーなので騒音がするような環境での使用には適していません。電車の線路沿いをラジオを聴きながら走っていると、電車が通過するたびに会話を聞き取れなくなってしまいました。あたり前のことですが、オープンイヤーならではの弱点があることも頭に入れておきましょう。

これだけしっかり使えて6,680円はお買い得!

ランナーにとって嬉しいのは14時間も音楽を再生できるという点です。14時間稼働ならフルマラソンはもちろんのこと、ウルトラマラソンにも利用できます。そして専用ケーブルではなくUSB Type-Cで直接充電できるのもおすすめポイントになります。

マラソン大会に出場するために遠征するときに、前日になってSOUNDPEATS RunFreeがバッテリー切れを起こしたとしても「充電ケーブルがなくて充電できない」なんて失敗もなくなります。もちろんモバイルバッテリーでも充電できます。

慣れるまでは操作ボタンの位置がわからず誤操作していましたが、慣れてしまえばランニングしながらでも音量の上げ下げなどの操作もできるようになります。要するに「あたり前に使える」わけで、それが6680円というのはかなりお買い得です。

しかも下記クーポンを使ってAmazonで購入すると10%OFFになります。あわせてリンク先掲載のクーポンも併用可能なので、通常価格6,680円のところ期間限定で4,676円で購入できます。オープンイヤーのワイヤレスイヤホンが欲しかったけど、価格が高くて迷っていた人はぜひこの機会にお求めください。

クーポンコード:RUNFREEHRA1 
使用期限:2023/4/22 09:00 JST~2023/4/25 23:59 JST
通常価格:6,680円
最後価格:4,676円

商品URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BXPL8C82

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